新しい次世代のハイパフォーマンスPHEV、マクラーレン・アルトゥーラ発表

mclaren automotive



アルトゥーラは完全なプラグインハイブリッド(PHEV)機能を備え、標準的なEVSEケーブルを使ってわずか2時間半で80%充電できる。また、選択した走行モードに応じて、走行中に内燃エンジンからバッテリーに充電することも可能だ。

「プロジェクトの開始時点から、アルトゥーラの設計とエンジニアリングの要は、革新を自らに課すことでした。ハイパフォーマンス・ハイブリッドを搭載する次世代のマクラーレン・スーパーカーに必要な全要素を達成するため、努力に努力を重ねました。その結果アルトゥーラは、カーボン・ファイバー製モノコックから、エレクトリカル・アーキテクチャー、ボディやインテリアに至るまで、すべてが新しくなりました。V6 エンジンとトランスミッション―ここには業界でも新しいタイプのモーターが組み合わされていますー、リア・サスペンションのコンセプトも同様であり、初の電子制御ディファレ ンシャルも採用しました。これこそ新時代のマクラーレンであり、唯一無二のスーパーカーです」 マクラーレンアルトゥーラチーフエンジニアのジョフ・グロースはこのように語った。



マクラーレンアルトゥーラは、マクラーレン・カーボン・ライトウェイト・アーキテクチャー(MCLA)をコアに採用した初のモデル。シェフィールド地方のマクラーレン・コンポジット・テクノロジーセンター(MCTC)が設計・製造を担うMCLAが、マクラーレンの先駆的でフレキシブルなシャシーデザインの新たなスタンダードとなる。MCLAは高性能ハイブリッドの搭載に最適化され、専用のバッテリーコンパートメントを備えるほか、画期的なドメイン型のイーサネット・エレクトリカル・アーキテ クチャーと、電動の暖房・換気・空調(eHVAC)システムを採用している。

イーサネット・アーキテクチャーによって、配線が最高25%削減され、データの伝送速度が向上した。これによって採用しやすくなったのが先進運転支援システム(ADAS)だ。インテリジェン ト・アダプティブ・クルーズコントロール、レーンデパーチャー・ウォーニング、自動ハイビーム・ アシスト、ロードサイン・レコグニションのほか、オーバー・ジ・エア(OTA)によるソフトウェアのアップデートが可能である。

オクタン日本版編集部

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