卵のようなひとつ目三輪車!オープントップでも楽しめるキュートな一台

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マイクロカーの世界では、このロレラ・トリサイクルは非常に特別な存在である。その卵形のデザインは魅力的でありながら極めて独特であり、その希少性はコレクターから高い人気を集めている。

この信じられないほど小さな三輪車の名前は、スクーターを意味するドイツ語の「ローラー」に由来している。1950年代にフランス・ヴィシーで製造されていた。そのAMCエンジンは、124cc 2ストローク単気筒で、約6bhpというパワーを持つ。3速ギアボックスに結合され、トランスミッションはチェーン式である。唯一のドライバーは素敵なイエーガー製 スピードメーターを見ながら、オープントップでのドライブも楽しむことができる。操作はステアリングホイールではなく、バイクのようにハンドルを握って走らせるかたちだ。



およそ50台のみが製造されたといわれており、市場に出ることも珍しい車だが、2021年2月に開催されたオークションに出品されていた。2018年にオークション出品者が購入し、様々な研究を重ねながら完璧なレストアを施した。チューブラーフレームで構成されたシャシー、グラスファイバーのボディワークも見事に見事に維持されている。エンジンも組み直され、ソフトトップも張り替えられた。赤いボディも綺麗にリペイントされ、美しく蘇った。



コンディションの良いこの希少車は、オークションで2万6,224ユーロ(約322万円)で落札された。マイクロカーにしては少々高いと感じるかもしれないが、プライベートな空間での移動に対する需要が高まる現代だからこそ、このようなマイクロカーの価値が上がっているのかもしれない。EVになったマイクロカーも、今後トレンドになっていくだろう。

オクタン日本版編集部

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