カルティエ現代美術財団 ダミアン・ハースト『Cherry Blossoms』のお披露目となる展覧会を開催

カルティエ現代美術財団は、2021年6月1日よりダミアン・ハースト(Damien Hirst)の最新作『Cherry Blossoms』のお披露目となる展覧会を開催する。

『Cherry Blossoms』は、ハースト初のフランスでの美術館展示となる。『Cherry Blossoms』シリーズは、風景画の伝統的な主題を遊び心あふれるアイロニーを込めて再解釈する。ハーストは、印象主義と点描画法とアクションペインティングを参考に、濃厚な筆致と、ジェスチュラルペインティングの諸要素を融合させる。濃密で鮮やかな色で全面覆われた巨大なキャンバスは、具象と抽象の境界を揺れ動く広大な花の風景で見る者を包み込んでくれる。

『Cherry Blossoms』は、19世紀末と20世紀の偉大な芸術運動に対する破壊であると同時にオマージュとなっている。これらの作品は、ハーストが長い間続けてきた絵画への探求と不可分のものだ。ハーストは、ロンドンのアトリエで「この絵に没頭し、端から端まで一気に仕上げた」と述べている。 



さらに、数枚のキャンバスに同時に手を加え、完成後何ヶ月間も作品をそばに置いて、絶えず立ち戻ったりしていたという。ダミアン・ハーストは丸3年を費やした末、2020年11月に『Cherry Blossoms』シリーズを完成させた。「コロナ禍では、より多くの時間をこの作品と共に過ごし、この作品を眺めたことで、すべて完成したと絶対的に確信させてくれました」。シリーズ全体は107枚のキャンバスからなり、単一パネル、二連、三連、四連、さらには六連と、すべて大判へと分けられている。

2019年、ロンドンでカルティエ現代美術財団ゼネラル ディレクター、エルベ・シャンデスから受けた招きに応えるこの展覧会は、エルベ・シャンデスとハースト自身が選んだ30点の絵画を展示する。ジャン・ヌーヴェル(Jean Nouvel)が手掛けたスペースを占有する濃く鮮やかな絵の具で覆われたキャンバス群は、見る者を絵画へと引き込む。 


ダミアン・ハースト 『CHERRY  BLOSSOMS』​
開催期間:2021年6月1日-2022年1月2日​
開催場所:カルティエ現代美術財団

オクタン日本版編集部

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