2台セットの限定コレクション!ジャガー Eタイプの60周年記念車が公開

Jaguar

ジャガー・クラシックは、2020年8月にジャガーEタイプが60周年を迎える2021年に向けてEタイプを12台限定で復刻生産すると発表した。これは、2台セットで販売されるもので、6人だけが手にすることができる。昨年はイメージのみの公開であったが、遂に実車がお披露目された。

「E-type 60コレクション」と題された2台のペアは、1961年3月にジュネーヴでデビューした有名な ’9600 HP’モデルと’77 RW ’モデルへのオマージュを込めている。コレクションのペアには、"Flat Out Grey"で仕上げられた9600 HPクーペと"Drop Everything Green"で仕上げられた77 RWロードスターが含まれる。これらは現在のジャガーでは用意されていない当時のものである。どちらの車も、ジャガー・デザインディレクターのジュリアン・トムソンと共同で作成した「独自の塗料配合」と「独自のデザイン」が含まれる。



ジャガー・クラシックが2015年に製作した6台のEタイプ・ライトウェイトとは対照的に、これらはすべて未割り当てのシャシーナンバーを使用して新たに製作されたコンティニュエーションカーであり、60コレクションの12台はすべてレストアされた3.8Sである。エンジンもオリジナルに沿い、レストアされた3.8リッター 直列6気筒エンジンを搭載している。



そして、60周年記念車として様々な装飾も施されている。アーティストのジョニー・"キング・ナード"・ダウエルが刻印したステンレス製のセンターコンソールで、1961年に各車が通ったコベントリーからジュネーブまでのルートを様式化して表現している。フィックスドヘッドはジャガーの広報担当者で元レーサーのボブ・ベリーが、コンバーチブルはジャガーのテストドライバーであるノーマン・デュイスが運転していたもので、この刻印は2人をさりげなく称えている。



Eタイプをできるだけ使いやすくするという方針に基づき、キャビンにはナビゲーションとBluetooth接続を内蔵したインフォテイメントシステムが採用されている。ボンネット内での最大の変更点は、4段ギアボックスを廃止し、オールシンクロ5段ギアボックスに変更されている点。その他の機械的な変更点は、ステンレス製のエキゾーストシステム、電子制御式イグニッション、クーリングアップグレードなどが挙げられる。その他の点では、オリジナルを忠実に再現している。3.8リッターのXK直6モーターは、同じ269ps(198kW)を発揮する。



ジャガー・クラシックディレクターのダン・ピンクは、この車がEタイプへの究極の誕生日プレゼントであると語っている。「細部へのこだわりは、このプロジェクトが我々のデザイナー、エンジニア、職人、そしてパートナーにとっていかに愛の結晶であったかを物語っています。精巧なディテールと使いやすさの向上により、これらのEタイプは何十年にもわたって愛され、楽しまれることでしょう」

オクタン日本版編集部

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