オークションに出品されるのは車だけじゃない!マクラーレンF1の関連アイテムが販売中

RM Sothebys

世界中で毎年数多くの自動車オークションが開催されており、時には何十億円という金額が動くこともある。世界で最も有名なオークションハウスの1つであるRM Sotheby’sのオークションでは、過去にフェラーリ250GTOが50億円超えで落札されるなどし、大きな話題となった。フェラーリ250GTOやマクラーレンF1のような普段滅多にお目にかかれないような車にいったいいくらの値がつくのか、車好きとして興味を持つなという方が難しいだろう。

しかしこの手の自動車オークションに出品されるのは実は車だけではない。ミニカーや車の付属品など車に関連するアイテムも数多く出品されるのだ。

3月17日から25日にオンラインで開催されるRM Sotheby’s主催のオークション「OPEN ROADS,MARCH」でも、バーンファインドのアメリカンマッスルカーやコルベットC8、911GT2RSなどの車だけでなく、ミニカーやエンジンパーツ様々な自動車関連アイテムが出品された。その中でも特に目を引くのが、マクラーレンF1の関連アイテムだ。



ご存知の方も多いと思うが、F1はマクラーレンが1991年に発表した同社初のロードゴーイングカーだ。新車価格は1億円を超え、当時他のスーパーカーと比べても非常に高価な車であったが、採算を度外視した設計の車で、売れば売るほど赤字になったという。デザインはゴードンマレーが担当し、636hpを発揮する6.1リッターV12エンジンが搭載されたエンジンルームには金箔が貼り付けられていた。また3シーターでバタフライドアだったりと今でも斬新なデザインとなっており、生産台数が106台という少なさからも今だに伝説のスーパーカーとして名を馳せている。



マクラーレンF1のギアシフト単体で手に入れる機会はこれを逃したらなかなかないだろう。このギアシフトは実は事故車のF1から持ってきたパーツなどではない。F1GTRの開発の際に、スペアとして製造されたギアシフトなのだ。推定落札価格は約26万円から52万円である。果たしてこれが安いのか高いのかは判断が難しいところだ。



このマクラーレンF1のリアウィングのエンドプレートはシャシーナンバー072のF1に装着されていたものだ。2014年にクラッシュした♯072を修復する際に新しいのと交換されるためいらなくなったパーツである。約6万円から13万円の推定落札価格となっており、F1関連アイテムとしては、割とリーズナブルな方である。



そしてF1関連アイテムの中でも特に関心を集めてるのは、このツールキットだ。フランスのファルコム社がマクラーレンのために製造したF1専用のツールキットで、少しでも軽量化するためにスチールプライヤー以外の全てのツールがチタン製になっている。窒化チタンコーティングによって金色に仕上げられており、F1にふさわしい特別感を感じられる。今回出品されているツールキットは発火したF1に装備されていたもので、革製のツールロールとドライバービットには焼けた跡があるものの、工具類はチタン製なだけあって支障なく使うことができそうだ。

推定落札価格は約90万円から130万円と、当たり前だが普通の車に付属するツールキットよりはるかに高価である。





F1のオーナーズマニュアルは2冊も出品された。高品質な紙に印刷された手書きのイラストが自慢のこのマニュアルは、非常に状態も良くコレクターには垂涎の一冊では無いだろうか。推定落札価格は50万円から100万円だ。

マクラーレンF1は多くの車好きの憧れの1台ではあるが、プレミアがつき時価数億円となった現在、買うことはおろかお目にかかることすら非常に難しい車だ。実車を買うことはできなくてもインテリアとして、もしくはコレクションのひとつとしてこのような関連アイテムを手に入れるのはいかがだろうか。

オクタン日本版編集部

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