女性プロレーシングドライバー 塚本奈々美の試乗インプレッション|アウディRS Q8編

Kazumi OGATA

プロドライバーの知識と経験に裏打ちされた、わかりやすい解説が好評の塚本奈々美さんのインプレッション。今回はアウディのフラッグシップ、RS Q8の試乗記をお届けする。SUVクーペという新たなジャンルのスポーツモデルは、彼女の目にどう映ったのだろうか?


編集部:この車はどんな人に乗ってもらいたいイメージでしょうか?

若い世代が乗る車というより、頼り甲斐のある大人の男性に乗ってほしい1台です。力強さと適度なインパクトがあるのは好きです。



23インチのホイールは存在感があってカッコイイ。逆に、これだけ男前な車に大人の女性が乗っているのもめちゃくちゃカッコイイと思います。



編集部:内装についての感想を聞かせてください。

後部座席の広さには正直驚きました。足元の広さは身長の高い外国人が乗っても問題なさそうですし、前に腕を伸ばしても空間は十分に余るので圧迫感がなく快適です。



カーボン調のパネル回りはレーシーな雰囲気で私はとても好みです。





編集部:走りはいかがでしょうか。モードの違いによって印象は変わりますか?

4リッターの大排気量かつ最大トルクは800Nmで、トルク感のある下からの伸びは好印象。とにかく笑みがこぼれるほど楽しくドライブできました。大きな車体(編集部註:ボディサイズは0mm5010mm×2000mm×1700mm)でこれだけの走りができれば、ストレスなく普段使いから山道もスイスイ登れます。



山道でトラックに道を譲ってもらっても短い距離でスッと追い抜けます。また、トルク感のある下からの伸びる加速なので怖さがなく、とにかく楽しいと五感で味わえます。



ダイナミックモードではV8エンジンのやる気を感じさせる低いサウンドが心地良くて「大人」な感じがします。そのサウンドは上品ですが、人を振り向かせることができます。少なくとも私は振り向きました(笑)





コンフォートモードは回転数の上がり方が少し低めになり、早めに高いギアまで切り替わります。ギアの変わり目は振動が少なく滑らかですし、高速道路の料金所から抜けた時の加速、そして合流、ロングドライブはこちらがおすすめです。




編集部:おすすめポイントをまとめると?

Q8はとにかく「加速とサウンド」にフォーカスして乗ってもらいたいですね。難しい説明がなくてもこれを体感してもらえれば、きっとこの車が好きになると思います!



アウディRS Q8
ボディサイズ:5010mm×2000mm×1700㎜
車両重量:2410kg
エンジン形式:V型8気筒DOHCインタークーラー付ターボチャージャー
排気量:3996cc
変速機:電子制御8段ティプトロニック
駆動方式:4WD
最高出力:441kW(600PS)/6000rpm
最大トルク:800Nm(81.6kgm)/2200-4500rpm


インプレッション:塚本奈々美 まとめ:オクタン日本版編集部 写真:尾形和美

インプレッション:塚本奈々美 まとめ:オクタン日本版編集部 写真:尾形和美

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