日本に自動車文化の創生を|オートモビルカウンシル2021が閉幕

Octane Japan

「AUTOMOBILE COUNCIL 2021」が3日間の会期を終えて幕を閉じた。「CLASSIC MEETS MODERN」を大テーマに、個別のメーカーやインポーター、中古車、修理会社等の垣根を越えて、自動車を単なる消費財としてだけでなく文化の担い手として捉えようという志のもとに開催された。

場内は既報の主催者&特別展示編車両販売店編ではレポートしきれないほど多様な展示があった。ここではその中からいくつかの展示をピックアップしてお届けしよう。

ジャガー・ランドローバー・ジャパンはジャガーF-TYPEコンバーチブルRダイナミック 2.0L P300と、ランドローバーディフェンダー110 SEを展示。



ヤナセ/ヤナセクラシックカーセンターではメルセデス・ベンツ280SL(1968年)、560SL(1989年)、500SL(1993年)、190SL(1958年)、170SC(1951年)、220(1953年)とFormula Veeの計7台を出展。



VULCANIZE LONDONのブースでは007の世界観が創出されていた。



ヨコハマタイヤでは、ヒストリックカーと愛好家に向けたタイヤの供給をアピール。


富士スピードウェイホテルの開業に向け準備が進められている東和不動産のブースには、TS020が展示された。


自動車関連グッズ販売店(マルシェ)も蚤の市のような賑やかさで、お気に入りのカーケア商品やコレクターグッズに巡り会えた人も多かったことだろう。






MASERATI CLUB OF JAPANのブースや、薄井辨三氏(1930-2021)のメモリアル展示コーナーも非常に印象に残るものだった。






withコロナの時代にマッチしたバーチャルでの展示会の実施といった試みも、これまで遠方から足を運ぶことが難しかった人もイベントを楽しめる手段のひとつとして、今後は定着していくことだろう。AUTOMOBILE COUNCILが掲げる「日本に自動車文化の創生を図る」「大人の遊びとしてカーライフを再提案」「自動車業界を横断するネットワークの構築」という3本の柱は、リアル・バーチャルを問わずこのイベントを体験した自動車愛好家の心に響いたに違いない。

オクタン日本版

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