女性プロレーシングドライバー 塚本奈々美の試乗インプレッション|キャデラック XT4編

Kazumi OGATA

国内外のレース、ラリー、ドリフトシリーズなどに参戦するプロドライバー、さらにはモデルとしても活躍中の塚本奈々美さんが今回試乗したのはキャデラックXT4。どんな人におすすめしたいか、単刀直入に聞いてみた。


編集部:ズバリ伺います。この車はどんな方におすすめでしょうか?

キャデラックは好きだけど、車体が大きすぎるのが少しネックだなあという方にはこのXT4はオススメです。キャデラックの存在感あるボディとフェイスマスクは私も好きですが、道幅の狭い日本の道路事情では運転が得意な私でも気を遣いがち。その点XT4はキャデラックの存在感とボリューム感はそのままに、すれ違いや狭い道路でも運転しやすいと感じました。通勤や初めて訪れる街を運転する時にこれは大事なポイントです!





編集部:コンパクトSUVというと、車内空間も気になるところですが。

空間のラグジュアリーさやキャデラックの良さはもちろん担保されています。後部座席やトランクのスペースは十分です。シートに関していえば、後部座席の背もたれは少し起き上がり気味かな?と感じました。私はこの方が好きですが、人によってこの部分は好みが分かれるかもしれません。





編集部:走りはいかがでしょう?

トルク感はすごくあり、ゼロスタートはすいすい加速します。だからといってターボが急にドカッと効いて怖い…ということもなく、重量とのバランスでちょうどよく、気持ちいのいい加速だと思いました。





ひとつ気になったのは重量に対してブレーキが少し寂しい(効きが重量に対してもう少しあると想像していたため)かな、と感じる部分がありました。もちろん、急ブレーキを使うことのあまりない一般の方には分からないレベルですが。

編集部:XT4のドライブモードにはツーリング/AWD/スポーツ/オフロードの4種類のドライブモードがありますよね。

4つのモードの違いは繊細だなという印象です。一般の方には少し違いが分かりにくいかもしれません。

ツーリングとAWDモードでは、ツーリングモードはFFの2駆と印象が近いと感じました。フロントタイヤが一生懸命働いていて、重量の関係もあってリアタイヤも一緒に働いてくれた方がカーブの多い道では曲がるのが楽かなと思います。AWDモードで試してみると、やはりこちらの方がカーブは楽に曲がれると感じました。普段からAWDモードで走ってもイイかなと。

スポーツモードはガツガツと何か大きく変わるわけではありませんが、スポーツカーに馴染みの少ない方には心地いい軽やかな回転数の上がり方や、エグゾースト音だと思います。

オフロードでは、サスペンションの伸び側が少しゆっくりとなる印象です。凹凸の多い道ではサスペンションの伸び側がゆっくりと伸びてくれることで、乗っている人間がタイム差で跳ねることを軽減してくれているな、というのが私の感想です。オフロードだけではなく、路面が悪く跳ねることが多い路面の場合はこのモードをチョイスするのも手だと思います。

編集部:最後に、キャデラックXT4を一言で表現してみてください。

四の五の言わずに「気軽に家族みんなでキャデラックに乗りたい!」という方はこの1台です!



インプレッション:塚本奈々美 まとめ:オクタン日本版編集部 写真:尾形和美

インプレッション:塚本奈々美 まとめ:オクタン日本版編集部 写真:尾形和美

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