リシャール・ミル レーシング、女性チームでWECに初参戦|限定50本のRM 07-01 レーシングレッドを発表

Richard Mille

FIA世界耐久選手権の2021年シーズンが4月26日にスパ・フランコルシャンにて開幕した。リシャール・ミル レーシングチームはLMP2クラスに、ベイスク・フィッセール、ソフィア・フローシュ、タチアナ・カルデロンの女性ドライバー3名で構成されたチームで初参戦しており、大きな注目を集めている。

そしてこのたびリシャール・ミルはWECへの初参戦を祝し、RM 07-01 レーシング レッドを世界限定50本で発表した。





アイコニックなレディースモデルであるRM 07-01のスポーティーバージョンとして登場したこのモデルは、本来の特徴を継承しながらも、今回彼女らがハンドルを握る1号車のオレカ・ギブソン「Roxy」のシグネチャーであるレッドカラーに身を包んでいる。ムーブメントはスケルトン仕上げで自動巻きムーブメントの自社製キャリバーCRMA2が起用されている。



また、ケース部分はミドルケースとダイヤルはカーボンTPT®製。それに加えてレッドクオーツTPT®が効果的にあしらわれている仕様となっている。実際に彼女たちが競技中にこのモデルを身につけているのを見てもわかるように、レーシングカーのコクピットでの衝撃にも耐えることができるのだ。


ソフィア・フローシュ
「素晴らしいチーム、卓越したマシン、そしてとても優秀なライバルたちと、FIA世界耐久選手権に挑むのを楽しみにしています。スパを口火としてベストを尽くします。スパのサーキットを走ったことはありますが、レースとしては初めてなので、心待ちにしています」



タチアナ・カルデロン
「FIA世界耐久選手権はとても過酷なレースです。小さいころからファンだったファン・パブロ・モントーヤをはじめとする世界最強のドライバーたちと競える機会を与えてくださったリシャール・ミル、そしてシグナテックに対して、私たち3人とも感謝の気持ちでいっぱいです。信頼してもらえてとても嬉しいです。ハイレベルでとても強いチームも参戦しますが、上位を目指して全力で戦います。一つひとつ学びながら、好記録を達成するためのポテンシャルと必要なツールを、私たちは備えているのです」



ベイスク・フィッセール
「ソフィアとタチアナにとってもそうですが、長い休止時間がありました。しかし私たち3人とも、再びハンドルを握る準備は万全です。昨年、多くを学んだので、今年はステップアップしています。リシャール・ミル レーシングチームとICM (パリ脳研究所)の名を掲げて高みを目指すには、同じ勢いを保ちつつ、ベストを尽くさなければなりません」


なお、FIA世界耐久選手権の2021年シーズン予選は4月30日(金)現地時間の夕方から。スパ・フランコルシャン6時間レースは5月1日(土)現地時間午後1時半にスタートする。



RM 07-01 オートマティック レーシングレッド
自社製キャリバーCRMA2、45.66×31.40× 11.85mm、50m防水、パワーリザーブ約50時間、世界限定50本
価格:1320万円 (税込予価)

オクタン日本版編集部

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