横浜の名勝庭園で、早起きして蓮を楽しむ

横浜・三渓園で蓮の見頃に合わせて、早朝観蓮会が開催されている。開園が早朝6時に早められ(通常時は9時開園)、朝のすがすがしい空気の中で、咲いたばかりの蓮の花を観賞することができる。

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古くから蓮は、泥の中から清らかな花を咲かせることにより、俗世間から現れた優れた人材に例えられ、三溪園の創設者 原三溪がとりわけ好んだ花。自らが構想し生涯愛用した茶室を蓮華院と名付け、また、蓮を題材にした絵も数多く残していることからも、その思い入れぶりが伺える。

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蓮池の傍には蓮の体験コーナーが設置され、蓮の葉のシャワーや葉っぱのお面作り、茎の糸取り体験などが実施される。

また、園内の各茶店では、蓮の風情を楽しみながら早朝観蓮会限定メニューの朝食をいただくこともできる。
●雁ヶ音茶屋(かりがねぢゃや)
限定メニュー: 中華風がゆ¥800(ホタテ貝柱・シイタケ・鶏肉入りのおかゆ・葛きりのデザート付)
提供時間: 朝6:00~9:00
●三溪園茶寮(さんけいえんさりょう)
限定メニュー: 朝がゆ ¥1,100(おかゆ・温泉卵・紀州梅干・赤出汁・水ようかんなど)
提供時間: 朝6:00~9:00
●待春軒(たいしゅんけん)
限定メニュー: 麦とろ御飯¥1000(大和芋とろろ・ハスきんぴら・味噌汁・黒蜜寒天など)
提供時間: 朝6:30~9:30

三溪園のシンボルで京都から移築された三重塔と蓮の織りなす景色は、横浜とは思えないような古都の風情を感じさせてくれる。明け方から咲き始め、昼頃には閉じるか散ってしまう蓮の花。美しい風景は、早起きしても観に行く価値がある。

第43回三溪園早朝観蓮会
期間:2017年7月15日(土)~8月6日(日)の土日曜日・祝日...9 日間
時間:朝 6:00~8:30
会場:三溪園 外苑 蓮池周辺(横浜市中区本牧三之谷58-1)
料金:入園料のみで観賞可能(大人(高校生生以上)700 円)
URL:http://www.sankeien.or.jp/news/news720.html

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