オープンカーの季節到来|長女が一緒に乗ってくれる条件とは?

Octane UK

Octane UK版のスタッフが愛車との日々を紹介する連載「Octane Cars」より、今回は編集部のグレン・ワディントンの1989年BMW 320iコンバーチブルを紹介。4人家族にぴったりの車とはいえ、年頃の長女には父親として気を遣っているようだ。


春といえばMoT(車検)の季節だが、このBMWはまったく問題なかった。まぁ、最近はあまり乗れていないのだが。最後にこのBMWで家族旅行をしたのは、シルバーストンサーキットのラップランドイベントに行った時だった。ちょうどクリスマスの直前で、夜のサーキットには、クリスマスの飾りやイルミネーションが施されていた。天候には恵まれなかったが、時速10キロくらいで一周走り、堪能した。3度目のロックダウンが近づいていたことも考えると、存分に楽しむことができたといえるだろう。

それからの数カ月は不要不急の外出はできず、スーパーマーケットに行くためにBMWに乗る機会すら、ほんのわずかだった。そして、3月末にやっと一時的にロックダウンから抜けられた。たった数日だけだったが、願ってもない晴天に恵まれた。



この32年前のBMWで穏やかなクルージングを楽しみながら、数日かけて数百キロを走り、遠くの親戚を訪れた。「穏やか」といっても、それは前に座っている二人だけなのだが。ルーフを開けると、リアシートに座っている二人にとっては、冷たい風が顔面に吹き付けられるのだから、到底快適なクルージングではないだろう。妻と次女は構わないようだが、12歳の長女は化粧崩れが気になるようで、前のシートに座れないと一緒に旅行に来てくれない。

天気が良い日はオープンにする誘惑に抗えない。4人家族にこのBMWはぴったりの選択だ。

家族全員で楽しめる車がやっぱり私にとっては大切だ。たしかに後部座席に座っている人にとっては風に吹かれて少し大変だが、シートは快適で、レッグルームもある。さらに、トランクにはピクニック用具と折り畳みの椅子まで入る。なぜ、こんな話をするかというと、子供たちが大きくなってきて、家族みんなで何かを楽しむことが難しくなってきているからだ。私の記事をいつも読んでくださっている方なら、「10年以上BMWに乗った後は、他の車に乗り換えるべきだ」と私が前に勧めたのを覚えてくださっているかもしれない。私は水平対向6気筒の2シーターを今考えているのだ。

でも、まだBMWは売らずに、もう1台買うのもありだと思う。ポルシェではないと思うけれど。私の944は前のガレージに預けてあってロックダウン中は近寄れないし、それに、予算もあまりない。準クラシックのホットハッチも、私が思っていたよりはるかに高騰している中、BMWの代わりになるような手頃で楽しめる車の候補を考えてみた。スバルや三菱のエボのラリーカーのレプリカ(素晴らしいが、予算外)、ランチア・ガンマの組み立て(同じく素晴らしいが、私の整備技術では無理)、MGB(想定の範囲内)とボルボ V50(意外かもしれないが)。

とにかく、これからもお手頃な車を見つけるべく、987ケイマンも引き続き探している。ぜひ、読者の皆さんも何か見つけられたら、気軽に教えてください。

Words: Glen Waddington

まとめ:オクタン日本版編集部 Words: Glen Waddington

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