五感を刺激するアートで人間の在り方を見つめ直す|「HUMANITY」展

Dolly Refused to be Turned into a Status

株式会社アトランティックカーズが運営するアートギャラリー「Rikka Gallery」が6月4日(金)にグランドオープンした。同日より6月25日(金)までは、初の展示販売会「HUMANITY」が開催されている(※日曜定休)。

「HUMANITY」展は、アート制作の中で人間そのものを再度見直し、作品として昇華させる2名の現代アーティストにスポットライトを当てたものだ。コロナ禍において、人間が地球と共生するためには、環境倫理的な部分だけでなく、文化、経済、思想、表現などを含めた人間の在り方を見直す必要があるのではないか、というコンセプトがこの企画展の根底に流れている。

水戸部七絵は、匿名の顔や、欧米の70年代から現代に至るまでのスターと呼ばれる著名人をモチーフに絵を描き続けている作家。厚く絵の具を塗り込む立体的な作風が特徴だ。彼女が描く個性あふれる人々の「顔」は、「人が“顔”を通じて、再び社会性を取り戻せるのではないか」というテーマを喚起させる。

The Stars are out tonight
2021
1000 x 1500mm


高山夏希の、絵筆を使わず、注射器を用いる独特の制作方法も興味深い。境界を作らずに空間や対象を線で繋げる表現は、この世の中に存在するすべての自然や生き物とのつながり方のありようを問いかけてくるものだといえるだろう。

entanglement of the sea 2021
2021
1167 x 1167mm


HUMANITY展
参加アーティスト:水戸部七絵、高山夏希
日時:6月4日(金)〜6月25日(金) 11:00〜18:00 日曜定休
会場:Rikka Gallery 麻布台
住所:〒106-0041 東京都港区麻布台3丁目5−5 (株)アトランティックカーズ内
電話番号:050-7123-3662
来場予約はこちら ※完全予約制

オクタン日本版編集部

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