アメリカの有名プロレスラーが所有していたマッチョな車とは?

RM Sotherbys

AMXはジャヴェリンの2シーター版だ。ライバルのフォード・マスタングやシボレー・カマロより製造数は少なかったが、AMCには常に革新的なイメージがあった。AMC(アメリカン・モーターズ・コーポレーション)は、ジープ・ブランドを抱えていたにもかかわらず、ビッグスリーに次ぐ4番目のメーカーとして、ほぼ常に生き残りに苦労していた。やがてAMCの所有権の一部はフランスのルノーに買収され、最終的にはクライスラーに吸収された。



4月にRMサザビーズオークションに登場したこの1969年AMC・AMXカリフォルニア500スペシャルは、ビッグ・バッド・グリーンのボディにタンのビニール製インテリアで、315bhp、390cu-inのV8エンジンと"シフトコマンド" と呼ばれるATの組み合わせだ。





エアを備え、ステアリングとブレーキはアシスト付き。新車で販売したのは、カリフォルニア州ノースハリウッドにあったベン・カーコのボナンザAMCだ。1969モデルイヤーのカリフォルニア500スペシャルで、製造32台のすべてがビッグ・バッド・グリーンで、ビニールの黒いストライプが入っていた。



カリフォルニア500スペシャルは、AMXがペースカーを務めた1969年のリバーサイド500を記念して造られた。このAMXのかつてのオーナーは、エンスージアストで俳優やテレビのプレゼンターも務めるプロレスラーのジョン・シナで、製造発注書とハンドブック、ディーラーのインボイスのコピーも付属する。

落札額は9万4600ドルで、AMXにしてはかなりの高額だが、オプションや装備、ヒストリーには、同等かそれ以上の価値がある。

RM Sotherbys
https://rmsothebys.com/

編集翻訳:伊東和彦(Mobi-curators Labo.) 原文翻訳:木下 恵 Transcreation:Kazuhiko ITO (Mobi-curators Labo.) Translation:Megumi KINOSHITA

編集翻訳:伊東和彦(Mobi-curators Labo.) 原文翻訳:木下 恵 Transcreation:Kazuhiko ITO (Mobi-curators Labo.) Translation:Megumi KINOSHITA

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