全部で何台集まった!?史上最大のアストンマーティン・ミーティング

Octane UK

現存する最古のアストンマーティンであるA3が製造から100年となるのを記念して誕生パーティーが開かれ、史上最多のアストンマーティンとそのオーナーが駆けつけた。あらゆる年代の車両が集まり、その数は総勢681台に上る。イベントは、アストンマーティン・ヘリテージ・トラスト(AMHT)が主催し、ウォリックシャーのサウザム近郊にあるダラス・バーストン・ポロクラブで6月26日に開催された。

イベント参加者の車両は、時代やモデルなどのテーマごとに駐車場に並べられた。戦前のアストンマーティンやラゴンダに始まり、デビッド・ブラウン卿の時代を経て、現代のスポーツカーやSUVのDBXまで、108年におよぶアストンマーティンの歴史を網羅する様々な車両を見ることができた。

ひときわ目を引いたのが1968~2000年のV8モデルで、元祖サルーンから、ヴォランテ、ヴァンテージ、ラゴンダ、ヴィラージュが揃った。また、希少なアストンマーティン・ティックフォード・スペシャルも目玉となった。現代のモデルで注目を集めたのは、ヴィクターとヴァルカン、そしてハイパーカーのヴァルキリーだ。パワフルなV8エンジンを詰めこんだコンパクトカーのシグネットなど、興味深いワンオフも数多く並んだ。

V8シグネットとOne-77。

凄みを漂わせるヴァルキリー。


しかし何といってもイベントのスターは誕生パーティーの主役であるA3だろう。現存最古のアストンマーティンとして歴史的に重要なだけでなく、数十年にわたって行方不明だったという想像力を掻き立てるヒストリーを持つ。オークションに出品された際に、ある調査員が目ざとくシャシーナンバーに気づき、初めて重要性が明らかとなったのである。

AMHTのコレクションの中でも、A3はまさに“至宝”だ。製造は1921年。ライオネル・マーティン(バムフォード&マーティン社の共同創業者)のドライブで、アストン・クリントンで開催されたヒルクライムで成功を収め、これがアストンマーティンという社名の由来となった。また、同年にブルックランズで、100マイルを平均138.7km/hで走破するなど、軽車両の新記録を複数樹立した。A3はAMHTのイベントで頻繁に展示されており、2013年にはアストンマーティンの創業100年を祝う世界ツアーも行っている。この2年は、スペシャリストのエキュリ・ベルテッリで駆動系のリビルドを受けていた。

主役のA3が、100周年記念仕様のヴァンテージ・ロードスターA3と並ぶ。

イベントの成功と史上最多のアストンオーナーを集めたことについて、AMHT会長のロブ・スミスはこう述べている。「A3の100周年は、AMHTにとっても、もちろんアストンマーティンブランドにとっても、大変重要な機会です。それを考慮に入れても、これほど多くのオーナーがイベントに足を運んでくださったことには、私たちも圧倒されました。大勢の皆さんがフェスティバルに参加し、記念日を盛り上げてくださって嬉しく思います。この車に対する関心の高さは想像を超えていますよ」

A3は通常、オックスフォードシャーのウォリングフォード近郊にあるアストンマーティン・ミュージアムに展示されている。
詳細:amht.org.uk/the-museum


編集翻訳:伊東和彦(Mobi-curators Labo.) 原文翻訳:木下 恵 Transcreation: Kazuhiko ITO(Mobi-curators Labo.) Translation: Megumi KINOSHITA

編集翻訳:伊東和彦(Mobi-curators Labo.) 原文翻訳:木下 恵 Transcreation: Kazuhiko ITO(Mobi-curators Labo.) Translation: Megumi KINOSHITA

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