レジェンドが伝える一流のプロフェッショナルになるための心得

「トム・ワトソン Presents 一流として輝き愛されるには」

藤本佳則プロの優勝で幕を閉じた「ネスレインビテーショナル 日本プロゴルフマッチプレー選手権 レクサス杯」は、ツアー外競技ながらも1億円という高額の優勝賞金、さらにはゴルフの原点ともいえるマッチプレーという形式が、ストロークプレーになれたゴルファーには普段とは違う面白さが印象的だったことだろう。

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どんなにいいプレーをしても、はたまた調子が悪くても、結果的に一番いいスコアを出せば相手に関係なく勝てるストロークプレーとは違い、マッチプレーはその名の通り、目の前の相手に勝たなければならない一対一の戦いであり、ゴルフの良し悪しよりも駆け引きや心理戦がメインとなるため、プレーヤーの一挙手一投足に意味があるのだ。

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この大会は、日本から世界で活躍できる選手の創出やサポートも目的としているが、その一環として、ゴルファーなら名前を知らない人はいないであろうゴルフ界のレジェンド「トム・ワトソン」による特別プログラムが実施されていた。
世界で活躍できる選手とは、ただ強いだけではなく、その言動も一流である必要があり、誰からも愛されなければならないからだ。

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そのワトソンが語る世界で活躍する選手に共通していることは、準備をすることだという。優勝のチャンスがいざ来た時にしっかりと準備をしたものだけが、優勝を勝ち取ることができるのだ。言い換えると準備をしない者には勝つチャンスがあっても勝つことはできない、ということになる。

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さらに、一流のアスリートの心得としてリスペクトの精神をもつことを強く語っている。例えば、大会を支えてくれる人々の存在を常に意識して、何か恩返しをすることがプロゴルファーにとって何より大事なことなのだ。
レジェンドの言葉が日本男子プロゴルファーに届くとき、日本のゴルフ界はこれからどう変わっていくのだろうか?

2017/8/17(木)18(金)19(土)20(日)
恵庭カントリー倶楽部

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