グッチが創立100周年!京都を舞台に3つのエキシビションを実施

GUCCI

イタリア生まれのラグジュアリーファッションブランド グッチは、本年ブランドの100周年を迎える。これを記念し、イタリア・フィレンツェの姉妹都市に認定されている京都を舞台に、スペシャルプロジェクト「Gucci in Kyoto」を開始した。

伝統と創造をたたえるプロジェクトである本イベントは、3つのエキシビションから構成されており、未来への尽きることないインスピレーションの源であるグッチの歴史と伝統にスポットライトを当てる。また、クリエイティブ・ディレクターであるアレッサンドロ・ミケーレによる最新コレクション「Aria」を通じて、メゾンのビジョンと美学を体現している。それでは以下に3つのエキシビジョンの詳細をご紹介しよう。


1「清水寺」

「古都京都の文化財」として世界文化遺産に登録されている清水寺。ここでは7月18日に限られたゲストのみを招待し、国宝である本堂や経堂、回廊や奥の院などの境内の複数の建物内でブランドの最新コレクションを世界観と共に展示した。




イタリア語で空気や息吹を意味する「Aria」という名前に基づいて、ここでは「bring the nature inside(自然を内に取り込む)」をテーマに空間が作り上げられた。



2「町屋:旧川崎家住宅」

二つ目のエキシビジョンで主役となるのは、ブランドの一つのアイコンでもあるバンブーハンドルのハンドバッグ。祇園祭で山鉾が立つ京都の中心部の町家を舞台にした体験型エキシビション「グッチ バンブーハウス」を2021年7月22日から8月15日まで一般公開(事前予約制)にて開催する。




ちなみに、会場となる旧川崎家住宅は、グッチが創設された1920年代に建てられた町家で京都市の有形文化財に指定されている由緒ある建物だ。



このエキシビジョンでは、全体に竹をあしらった空間づくりがされており、自然の光と風を取り入れながらバンブーハンドルバックをはじめとしたグッチのアーカイブと、竹を用いた作品で高い評価を得ているアーティスト 四代田辺竹雲斎氏によるアートワークも展示されている。

3「仁和寺」

9世紀に創建された歴史ある仁和寺の御殿に特別に設えた会場で行われたのは、限られたゲストのみを招待した、新作発表会だ。今回発表されたのは、グッチのハイジュエリー コレクション「ホルトゥス デリキアルム」とファインウォッチの新作。ラテン語で「歓喜の庭」を意味するこのハイジュエリー コレクションは、多様な美の折衷から生み出される万華鏡のようなアレッサンドロ・ミケーレの独自の宇宙が映し出されている。




なお、今回の京都でのエキシビション プロジェクトにあたり、京都市長の門川大作氏は、「京都の姉妹都市であるフィレンツェ発祥のブランド グッチの記念すべき創設100周年を、ここ京都でお祝いできることを心から嬉しく思います。京都とフィレンツェの姉妹都市提携もすでに55年を超えました。共に豊かな伝統と創造、華やかな芸術とものづくりが融合する街であると同時に、京都とフィレンツェの人々の交流、そしてお互いの文化を愛し尊重する思いによって、ふたつの都市の絆はより深く強く育まれていると実感しています。これからも未来に向かって共に歩みを進めてまいりましょう」とコメントしている。


GUCCI BAMBOO HOUSE

会場:旧川崎家住宅
住所:京都府京都市中京区新町通六角上ル三条町340
アクセス:地下鉄烏丸線 烏丸御池駅より徒歩約6分
会期 :2021年7月22日(木・祝)〜8月15日(日)
定休日:毎週水曜日
時間 :11:00 〜 20:00 (最終入場は19:00まで)
入場:無料、事前予約制
URL:www.gucci.com/jp/ja/st/stories/article/gucci-in-kyoto

オクタン日本版編集部

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