待望の最新作が2台同時に披露される!シンガーが手掛けた究極のポルシェ911

Alex Tapley for Singe


また、シンガーがカリフォルニアで行っているレストアサービスの最新成果として、バハマ・イエローの車体にフォレストグリーンを配した「ハリウッド・コミッション」も同時に発表される。この車は、シンガーの創業者であるロブ・ディッキンソンが2003年にレストアした1969年のポルシェ911Eをモチーフにしたものだ。ロブが日常的に使用していたものと同じバハマ・イエローをまとったこの車は、シンガーの起源を象徴しているといえるだろう。







「ハリウッド・コミッション」
- 自然吸気、4.0L、空冷フラット6
- マニュアル6速トランスミッション、RWD
- カーボンファイバー製ボディワーク(バハマ・イエロー)、ライトゴーストサイドストライプとグリーン・レタリング
- フォレストグリーンの軽量トラックシート、特注のレザー織りのシートセンターと真鍮製グロメット
- ミシュランPS4Sタイヤ
- カーボン・セラミック・ブレーキ、ホワイト・レタリングされたナト・グリーン塗色のキャリパー
- センターに設置された外部燃料フィラーとサイドに設置されたオイルフィラー
- チタン製スポーツエキゾーストシステム
【写真ギャラリーでディテールを見る】

これら2台の車は、シンガーの原点であると同時に、目の肥えたオーナーやドライバーに届ける最新の取り組みを象徴している。

シンガーの創業者兼エグゼクティブ・チェアマンであるロブ・ディッキンソンは次のように述べている。「1969年式の私の車のレストアは、非常に個人的なプロジェクトでした。毎日、ハリウッド・ヒルズでこの車を走らせていると、『売らないか』と声をかけられることがしばしばありました。私の答えはいつもノーでした。しかしこの経験は、究極の空冷911に対する個人的なビジョンを、他のオーナーが追求できるようにするための方法として、シンガーを設立するきっかけとなりました。それ以来、私たちはその道を歩み続けてきましたが、最終的にはDynamics and Lightweighting Studyに行き着きました。今回、英国で製作したDLSの最初の顧客仕様車をカリフォルニアで見ることができたことは、私たちにとって重要な節目となりました。シンガーのカリフォルニアの施設で完成した最新のレストア車と並んでいることは、非常に誇らしい瞬間であり、大西洋の両側にいる素晴らしいチームと、素晴らしい顧客の皆様が持ち合わせた可能性を示す、究極の証です」

オクタン日本版編集部

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