「世界最高峰の車」のさらに上を行く!? ベントレー新型フライングスパー マリナーが登場

Bentley Motors

先日のモントレー・カー・ウィークでベールを脱いだ新型フライングスパー マリナーは、マリナー初のハイブリッド搭載車両。フライングスパー シリーズの頂点に位置し、最新のクラフツマンシップと息を呑むような豪華さを兼ね備えている。ベントレーマリナーが制作・開発し、英国で設計、エンジニアリング、ハンドクラフトされた史上最高にラグジュアリーなフライングスパー マリナーは、まさにベントレーシリーズのフラッグシップと呼ぶに相応しいだろう。





このフライングスパー マリナーには、数々の美しいディテールが見られる。まずは、マリナー専用22インチホイール。グレーのペイントにポリッシュ仕上げ、車輪が回転しても角度が変わらない、セルフレベリングホイールキャップが付く。「ダブルダイヤモンド」フロントグリルとクローム フロントロワーグリルに、マリナーブランド入りビスポークウィングベントと、サテンシルバー塗装のミラーキャップ。アイコニックなベントレーのフライングBは、電動でイルミネーション付き、フライングスパー マリナーにはジュエルフューエルキャップとオイルキャップが付属する。







イルミネーション付きのアウタートレッドプレートと深みのあるパイルのマリナー オーバーマットが、フライングスパーの究極のキャビンへ乗客を迎え入れる。キャビンはカスタムメイドな3色の組み合わせを8種類から選択することが可能。贅沢にトリミングされた運転席には抜かりのないアクセントカラーのパイピング、手縫いのシートにはマリナー独自の刺繍が施されている。



インテリアの一例として「アスコット」は、インストルメントパネル、ドアトリム、ヘッドライニングをインペリアルブルーのレザーでまとめ、シートはスタイルを強調するライトタンのキャメル色のレザー。ホワイトのマイクロパイピング、刺繍、アクセントラインは個性的なマリナーのインテリアに、3つ目の色をプラス。他にもホットスパー&ベルーガの「フレア」やリネン&ブルネルの「シリウス」といった大胆なコンビネーションがあり、どちらもシルバーをアクセントにしている。

マリナードライビングスペシフィケーションを標準装備、「ダイヤモンド・イン・ダイヤモンド」のキルティングシート、ドアは3Dレザーで仕上げられている。コントラストの効いたシートのパイピングは、センターコンソールから、インストルメントパネルまわり、ドアのウエストレールの下まで乗員を囲むアクセントとマッチし、ベントレーの「B」をかたどったクロームインレイを強調している。ラグジュアリーな「ダイヤモンド・イン・ダイヤモンド」のインテリアキルティングには、開発に18カ月もかかった刺繍が含まれる。各ダイヤモンド型には、712のステッチが入っており、そのすべてが菱形の中心に向かう。



センターコンソールとリアコンソールのダイヤモンドミル仕上げには、現代のクラフトマンシップと息を呑むようなラグジュアリーさが融合されている。ダッシュボードのセンターには、クロームのブルズアイベントと共に、美しいブラッシュシルバーのマリナークロックが配置された。

ドライバーのLEDインストルメントパネルは、クラシックなベントレーのテーマを引継ぎながら、スタイリッシュな新しい限定マリナーグラフィックを追加。今では有名になったベントレーローテーションディスプレイ、スポーツペダル、ヒーター付きデュオトーン3スポークステアリングホイール、パノラマ式サンルーフなどがさらに高級感を高めている。



前席の背もたれ裏側にはマリナー独自の電動式ピクニックテーブルが収納されており、ボタンを1回押すだけで展開。オーバーレイが独特なウッド製テーブルは、下ろすと自動的に水平になり、レザートリムの表面にはペンやスタイラスを収納できるくぼみがある。ボタンを押し続けると、テーブルが優しく元の位置に収納される。

フライングスパー マリナーのカスタマーには、選んだキャビンの3色とお揃いのマリナー特製プレゼンテーションボックスに革巻きのキーを入れて進呈される。革製キー以外のキー2個もインテリアカラーにマッチしたケースに1つずつ入れて渡される。このケースにはコントラストステッチが施される。



フライングスパー マリナーのパワートレーンには、ベントレーのV8、W12、新型V6ハイブリッドが用意されている。ベントレー 6.0リッター、ツインターボ W12エンジンの場合、フライングスパー マリナーの加速は0-100km/hが3.8秒、最高速度は333km/hに到達する。新世代の4.0リッター、ツインターボV8エンジンは、最高速度318km/h、0-100km/h加速4.1秒を発揮。新型V6ハイブリッドは、0-100km/h加速4.3秒、最高速度285km/hに達する。

日本でのデリバリーは2022年第二四半期を予定。メーカー希望小売価格はハイブリッドモデル、V8モデルは3350万円、W12モデルは3650万円(すべて10%消費税込み)となる。

オクタン日本版編集部

無料メールマガジン登録   人気の記事や編集部おすすめ記事を配信         
登録することで、会員規約に同意したものとみなされます。

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

RANKING人気の記事