「100%メイド・イン・モデナ」は伊達じゃない!マセラティのスーパースポーツカー「MC20」の由来は?

Maserati

トライデントブランドの新時代を象徴するミドエンジン・2シーター・スポーツカーであるMC20が、モントレー・カーウィークの最後を飾るペブルビーチ・コンクール・デレガンスで展示された。北カリフォルニアにおいては初披露となる。



ペブルビーチ・コンセプト・ローンは、カリフォルニア州で開催されるモントレー・カー・ウィークのハイライトのひとつとされている。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、2020年は開催中止していたが、今年は復活。MC20も世界中からの視線を集めることとなった。コンセプトローンでは、先進的なデザインとイノベーションを紹介しているが、MC20の印象的なエアロダイナミクスにもそれが表れている。325km/hの最高速度を誇るMC20は、マセラティ初のカーボンファイバーモノコックを採用し、1500kg以下の軽量化を実現したスーパースポーツカー。先日行われた第27回グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにおいてスーパーカー・ヒルクライムに参加し、その性能を発揮している。



新型MC20はパワフルなネットゥーノエンジンを搭載、これはF1由来の技術を採用したV6エンジンで、優れたパワーウェイトレシオを実現し、0-100km/h加速はわずか2.88秒で到達する。この630馬力のネットゥーノエンジンは、マセラティのレーシング・ヘリテージをドライバーに確実に伝えるとともに、20年以上ぶりにマセラティが自社でパワーユニットを生産復活する機会となった。新型マセラティMC20は100%メイド・イン・モデナのイタリアンスーパーカー。レーシングカーとしての DNAを持ち、伝説的なMC12の後継としてふさわしいモデル。名前のMCは、イタリア語で "レース "を意味する「マセラティ・コルセ」の略である。

オクタン日本版編集部

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