R33 スカイライン GT-Rが衝撃価格で落札!?海外で注目されるそのワケは

RM Sotherby’s

1995年に発売された日産スカイラインGT-R (BCNR33型。以下「R33」)が、先代のR-32スカイラインGT-Rに比べてひと回り大きいサイズとなったのは賛否が分かれる点だが、タイヤやブレーキの変更、最適化されたサスペンションなどによって走行性能を向上させており、走りへのこだわりを変わらず受け継いでいる。2年後に発売された『グランツーリスモ』などのゲームの影響もあり、R33は“ギアヘッド”たちの憧れの対象となっていた。

R33は、1990年代初頭にオーストラリアのモータースポーツで活躍したR32の「ゴジラ」の愛称を引き継ぐことになり、日産のパフォーマンスブランドは、世界の自動車ファンに受け入れられていった。また、R33は映画『ワイルド・スピード』にも登場し、後継モデルのR34は故ポール・ウォーカーが劇中で駆ったこともあり、世界中にスカイラインGT-Rの名をさらに高めている。

R33 スカイラインGT-R(写真:日産自動車)

カリフォルニア州モントレーで8月11日~14日の4日間にわたり開催されたRMサザビーズのモントレー・オークション。octane.jpでは、最も高額だった5台をレポートしているが、見逃してはならないモデルがもう1台あるので紹介したい。その車こそ、2020年にアメリカに渡るまで日本にあった1995年製の日産スカイラインGT-R BCNR33型だ。





このR33は、最初のオーナーが日本で購入した右ハンドル車で、他のモデルと同様にATTESA四輪駆動を搭載しており、グレーのツートンカラーのインテリアにミッドナイトパープルのボディカラーはオリジナルの状態だ。ツインカム、2.6リッター直列6気筒DOHCツインターボが搭載されており、ミッションは5段MT。日本で乗られていた時の点検整備済みステッカーやデカールがすべて貼られたままで、カタログ掲載時の走行距離は46,100kmを超えている程度。5本のダブルスポークを持つアルミホイールにコンチネンタル・エクストリーム・コンタクト・タイヤを装着し、工場で取り付けられたブレンボ製ブラック・ブレーキ・キャリパーも良好なコンディションだ。







GT-Rといえば、性能向上やボディ改造を目的としたカスタマイズが盛んに行われているが、このR33はオリジナルのパーツと工場出荷時の仕上げが忠実に守られていることが大きな特徴といえる。また、落札推定価格は9万ドルから12万ドルの間だったが、結果は驚くべきことに推定のおよそ倍となる23万5200ドル(約2580万円)での落札となった。今回の結果を受け、今後のオークションで登場するスカイラインGT-Rの評価がどうなっていくのか、注目だ。

こちらの画像ギャラリーでは47点と、たくさんの写真を載せている。気になる方は隅々までチェックしてほしい。

RM Sotheby’s|Monterey
https://rmsothebys.com/en/auctions/mo21

オクタン日本版編集部

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