とってもユニーク!アートなトロフィーが授与されるコンクールは評価基準も一味違う!?

Passione Engadina

パッショーネ・エンガディーナ(Passione Engadina)は、スイスのサンモリッツで行われるクラシックカーラリー。1991年までに生産された歴史的な車を集めたイベントで、イタリア製の車であれば誰でも参加することができる。エンガディンの美しい山脈、サンモリッツの時を超えた魅力、素晴らしい車、素晴らしいワインと料理、5つ星ホテルが用意される特別なイベントだ。パッショーネ・エンガディーナでは、アルプスの雄大な景色を目の前に美しい車たちが連なって走る様子を楽しむことができる。



2021年8月29日に第10回目を迎える今年のプログラムには、第1回目となるエレガンツァ・イン・モビメント(Eleganza in Movimento)が含まれている。このイベントは新しいコンセプトのコンクールデレガンスで、車とそのオーナーは、修復、オリジナリティといった基準に基づいて評価されるのではなく、細部にわたってリストでチェックされるわけでもない。車のスタイルや維持・使用にかける情熱が評価されるというもの。

このエレガンツァ・イン・モビメントの優勝者に渡されるトロフィーが実にユニークだ。第1回大会のために特別にデザイン・制作されたもので、これはアーティストのステファノ・ノタルジャコモによるもの。ステファノ・ノタルジャコモは、ヴィンテージカーやバイクのパーツから一点物のアート作品を生み出し、本来は廃棄される運命だったパーツに新たな命を与えるイタリアのアーティストだ。今回のトロフィー製作は、ステファノ・ノタルジャコモの作品に魅了されたパッショーネ エンガディーナが依頼し実現した。パッショーネ エンガディーナの期間中、ステファノ・ノタルジャコモの作品も会場に展示される予定だ。



ステファノ・ノタルジャコモ氏


STEFANO NOTARGIACOMO DESIGN
www.stefanonotargiacomo.it

オクタン日本版編集部

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