スタンド21で仕立てるクラシックな1着

普段着ではない自分だけのスーツを身にまとうだけで、いつもとは違う特別な高揚感を味わうことができる。公認レースではないサンデーイベントでも構わないので、愛車に乗るための"勝負服"を一着もっていると、クラシックカーの楽しみ方が大いに広がることも事実。オクタン日本版編集部では、そんな気分を味わってみようと、スタンド21でオーダーメイドを試みることにした。

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カーガイの憧れはやはりレーシングスーツだろう。ただし「スーツ」と言っても形状や生地の種類は豊富だ。たとえば素材で言うのならば、耐火素材を何層にも使用したFIA公認のものから、レイヤー数を減らしたライトなもの、またラリーなどにも嬉しいポリコットンを使用した「つなぎタイプ」も用意されている。

今回、オクタン編集部で掲げたチームスーツのテーマは「クラシックカーに似合う」こと。様々な場面で使用が可能で、いつでも気軽に着ることができることを大切に、デザインを進めることにした。お世話になっているスタンド21の製品から、ベースに選んだのはMC2 Special Vintageというスーツ。見た目にもクラシカルな1ピースのスーツは幾つものカラーから選ぶことができる。オクタンでは、どの車にも合うようにシンプルなベージュを検討しているが、鮮やかなブルーや締まったブラックなども新鮮でいい。

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オーダーメイドの相談を行う上で一番重要であるのは、なんといっても「デザイン」である。まっさらなスーツのどの部分にラインを入れるのか、またポケットの位置や刺しゅうの位置はどこにするかなど、ディテールによって印象が大きく変わる。パソコンでチェックをしてみると、ラインの本数や色合いによってもイメージがまったく異なることがよくわかる。オクタンのロゴを生かして、できるだけシンプルなデザインにしてみると、よりクラシックな印象になってくる。色合いもあえて抑えて全体のトーンを揃えることで、それぞれのパーツデザインが主張し過ぎない、シックでヴィンテージな雰囲気に見えてくる。

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まずはこのようにデザインシート を使用してイメージを決めていく。 自由にラインやカラー、ロゴマーク を加えて実際のステッチの色や生 地素材を確かめながら確定させて いく。実現できるかどうかは、お店 の確認が必要だが、概ね問題なく 実現可能だろう。デザインの複雑 さにより見積は異なるので、相談し ながら進めてみてほしい。ちなみ にこのMC2 Special Vintageと いうスーツの価格は4万8千円(税 別)。刺しゅうやラインなどのデザ インによって加工料が変わってく る。また冬でも便利なブルゾンも 同時に発注をしてみた。シンプル な形状だが機能的で使いやすい。

秋からのイベントシーズンに合わせてどんどん使ってみたい。もし読者の皆さんに気に入ってもらえるようならば、販売することも検討してみたい。

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(株)スタンド21ジャパンオフィシャルショップ
Tel:03-3443-3278
HP:www.stand21.co.jp

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