ステイホームで往年の名車の数々を楽しもう|日本自動車博物館のオンライン見学会

自動車技術協会

日本自動車博物館では、20世紀に日本国内で活躍した車を収集しており、その所有台数はおよそ800台。常時約500台の自動車が、当時の状態で展示されている。黎明期の車から戦後の車まで、メーカーやジャンルごとにコーナーを設け、特に日本製の古い商用車を多数展示しているのが特徴だ。日本自動車博物館でしか見ることの出来ない貴重な車も多数展示されている。



実業家であり自動車愛好家である前田彰三が、昭和の高度成長期にトラックなど実用車が使い潰される風潮を良しとせず、特に実用車の収集に力を注いだ。1978年(昭和53年)富山県小矢部市で、日本で初めての自動車博物館として、個人のコレクションを公開したことが始まりだ。1995年に規模拡大のため石川県小松市に場所を移転、現在に至る。



自動車技術会 関東支部では、この日本自動車博物館のオンライン見学会を開催している。今回のオンライン見学会では国産車を中心に紹介し、リアルの見学では見ることのできないエンジンルームや室内、車両後方からの姿に加えて、エンジン始動の様子を紹介。プログラムには13のコーナーが用意されており、「この車、一度でいいから乗ってみたかったんだ」「家族の一員だった、子どもの頃に乗せてもらったあの車」「こんな車知らないなぁ えっ、国産車?」といった、かつてを懐かしむ大人にとっても、かつてを知らない子どもにとっても楽しむことができる内容となっている。



本イベントは8月6日から9月12日まで開催されており、無料で参加することができる。自宅でかつての国産車を楽しんでみてはいかがだろうか。興味のある方は以下のURLから参加申し込み可能だ。

日本自動車博物館見学会
https://www.jsae.net/kanto/event/detail/?id=1432

オクタン日本版編集部

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