斬新!LEDが光るブレーキキャリパー|ブレンボが提案する新たなコンセプト「New G Sessanta」

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1961年にイタリアで創業したブレーキメーカーの雄であるブレンボは、創業60周年を迎えたことを記念し、New G Sessantaを発表した。これは、ブレンボが初めて製造したバイク用ブレーキキャリパーから着想を得て、モビリティの未来へのビジョンを表現した新しいコンセプトだ。

注目点は、LEDをキャリパーボディーに直付けして使うという斬新性。キャリパーの装着形式や種類を問わず適用可能で、フォルムや機能を目立たせる効果がある。乗り手とのダイレクトな結びつきを示すツールとして、そしてマシンのルックスを引き立てるアクセサリーとして乗り手の好みに合わせて使うことができる。光を組み合わせたことで、ブレンボが得意とする色彩美に、新たな価値と魅力が加わった。



ブレンボのNew G Sessantaでは、自分好みのアレンジ性をデザインの主眼においている。ワイヤレス技術を使って、停車中に好みの光量で気分を表現したり、愛車のスタイルを強調したり周囲に合わせたりすることができる。また、色と光の併用によって、愛車やキャリパーの状態に関するデータや情報を発信するほか、カーテシーライトとして光らせて駐車したバイクを見つけることに活用できるなど、その可能性は様々だ。

創業当初から技術革新の先導者として高性能ブレーキシステムの歴史を形作ってきたブレンボは、従来のデザインと技術の規範を超えた新しいブレーキキャリパーのコンセプトを生み出すことで、新世代と共通言語を持つ、時代に即した局面を開こうとしている。New G Sessantaは、ブレンボが1972年に初めてバイク用に製造したブレーキキャリパーのデザインと開発者名を称えている。歴史に名を残した初代モデルの証である、象徴的な輪郭線を忠実に守りつつも新鮮な解釈を加え、ブレンボだとひと目でわかる形の一貫性に不可欠な彫りの深さが効いた、新世代らしいフォルムに仕上がった。



1972年のブレンボのキャリパーがその後のあらゆるモデルの基準となったように、New G Sessantaのコンセプトには、ブレーキキャリパーの新たな機能とソリューションに対するブレンボのビジョンが表現されている。ブレンボは、そのビジョンを支える戦略に沿って、信頼度の高いソリューションプロバイダーとして未来世代に基準を提供し続けることを目指している。

オクタン日本版編集部

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