56歳の真っ赤な356は、まだまだ元気に走れる!|キングコレクション

Drew Shipley (C) 2021 Courtesy of RM Sotheby's

ポルシェ356の愛好家・コレクターとして知られるリチャード・Q・キング氏のキングコレクション。前回の356 B 1600 Super 90 クーペに続いて、4台目に紹介するのは1965年型ポルシェ356 Cクーペ by Karmannだ。



1964年10月29日、ドイツ・ケルンにあるヤコブ・フライシュハウアーのVW-ポルシェ代理店に納入されたこのルビーレッド×ブラックレザーの356 Cクーペは、すぐに最初のオーナーであるハーゲンのイングリッド・ライラス氏に販売された。同梱されていたカーデックスのコピーによると、オプションのクローム仕上げのホーンリング、ロック可能なラジオアンテナ、パフォーマンス重視のスーパー90に標準装備されていたオプションのリアキャンバー補正スプリングなどがオーダーされていた。





次のオーナーであるフラウ・ライラス氏がこの車をいつから所有していたのか、またその後の所有状況は一切不明だが、この可愛らしい356C クーペは最終的にリチャード・Q・キング氏のコレクションに収められ、長年にわたって保管されてきた。オリジナルの75馬力の1600ccエンジンは、同出力の1960年製356B 1600 Superのエンジンに交換されている。



この車は数年前にオリジナルカラーに再塗装され、カラーコーディネートされたブラックのインテリアも残っている。現在は、クローム仕上げのスチールホイールに、ポルシェの紋章が入ったディスクブレーキ付きのハブキャップが装着されている。



ダッシュボードにはラジオがなく、純正のブランキングプレートが取り付けられているが、グローブボックスにはパイオニアのスーパーチューナー3が取り付けられており、このスピーカーから音が出る。



この車の売却に際して、専門の鑑定士の報告書には、フロントシートカバーの状態は良好であるが、リアのカーペットの一部は交換が必要であると記されている。また、運転席ドアのアームレストも修理が必要で、塗装の状態は年式や車歴を考慮すると、まずまずの状態といえる。



この356 Cクーペは使用感はあるもののきれいに整えられており、ドライブして楽しむことも、フルレストアすることも可能な状態だ。走行距離は30954マイルで、推定落札価格は7万ドル(約769万円)~9万ドル(約988万円)となっている。

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RM Sotherby’s
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Photography: Drew Shipley (C) 2021 Courtesy of RM Sotheby's

オクタン日本版編集部

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