ジャガー・ランドローバーの広大な工場敷地内で作られるのは、車だけではない!

JUGUAR LAND ROVER

英国ソリフルにあるジャガー・ランドローバーの工場では、自動車だけでなく蜂蜜も生産しており、この度巣箱から初めての採集を迎えた。ボランティアの従業員養蜂家は、2019年に設置されて以来、約15万匹のミツバチの住処となった養蜂場で、3つの巣箱の世話をしており、このプロジェクトは、ウェルビーイングをサポートし、環境面でのメリットを促進することを目的としたものだ。



また、ソリフルの従業員は、近隣の保育園「Busy Bees Discoveryland」の子どもたちを受け入れ、ミツバチについての知識や世話の仕方を学ぶ活動も行っている。このミツバチプロジェクトは、ジャガー・ランドローバーの英国内の各拠点に養蜂場を設置するという、従業員主導の活動の一環だ。

昨今、コロナウイルスの世界的な大流行により、心身の健康のために屋外で過ごすことの重要性が強調されている。メンタルヘルス関連の慈善団体は、緑地で過ごすことを推奨しており、政府はグリーン・ソーシャル・プレスクライビングと呼ばれる、養蜂などの自然をベースにした活動で、ポジティブなメンタルウェルビーイングを実現するための追加予算を発表している。

ソリフル工場でボランティアの養蜂家としても働いているディーン・クラークは、「初めての収穫と、ミツバチが新しい家で幸せで健康であることを知ることができとても感激しています。養蜂は、精神的な健康と福祉に素晴らしい効果があり、環境にも良いのです。これは、ジャガー・ランドローバーの全拠点で100万匹のミツバチに家を提供するというミッションの第一歩に過ぎません」と述べている。

ジャガー・ランドローバーのソリフル工場には、13エーカー以上の森林と草原がある。今年の初めには「No Mow May」と銘打って、敷地内の草地を成長させ緑を増やすとともに、受粉媒介者である蜂の食料も提供している。

オクタン日本版編集部

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