未走行のF50再生プロジェクト記 第3弾|ついに終結!

cornes

今まで2回に分けてお送りしてきた、未走行F50のレストア記もいよいよ完結だ。

前回の記事では、このF50復活プロジェクトを担っているコーンズ東雲サービスセンターのスタッフの技術力の高さや、職人の魂の部分を紹介し、最後にこのプロジェクトの本編動画がコーンズの公式YouTubeチャンネルにアップロードされることをお知らせして締めくくった。



しかしレストア記第2弾を公開したタイミングで、実はすでに本編動画が公開されていた。間違った情報をお伝えしてしまったことをお詫び申し上げたい。

本編動画では予告編では語られてこなかった、車両の入手経緯や作業における過程、それに伴って浮かび上がってくる課題、サービスセンタースタッフによるプロジェクトを通してのポイントなどが明かされており、非常に興味深い内容になっている。



特に、「新旧の世代が同じ車を通じて技術の継承を行うことがこのプロジェクトで一番大切なことです」というマスターテクニシャンの長谷川氏の言葉は印象的だ。未走行のF50をレストアするというプロジェクトは確かにインパクトのあるトピックかもしれない。しかしこのプロジェクトの本質にあるのは、「次世代への技術の継承」なのだ。



F50という車は、人々をその存在感や走りで魅了するだけでなく、人を育てる車でもあるというのはプロの視点だからこそ気づける点ではないだろうか。

もちろん車自体も新車同様の美しさと迫力を取り戻しており、スタッフの技術力の高さや車に対する精神が伝わってくる。

このちょっと変わった経歴を持つF50は、10月2日(土)から7日(木)までの期間、芝ショールームにて特別展示されるそうだ。ぜひ本編動画やレストア記第1弾、第2弾をご覧になってから、ショールームを訪れていただきたい。



コーンズ 芝ショールーム
〒105-0014 東京都港区芝3-5-1
TEL:03-5730-1610



取材協力
コーンズ 東雲サービスセンターI
〒135-0062 東京都江東区東雲2-5-6
TEL:03-3527-5515

オクタン日本版編集部

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