早朝の東京に響き渡るV8サウンド|第5回「Ralph’s Coffee and Cars」開催!

Octane Japan

今回で5回目となる自動車愛好家のためのギャザリングイベント「Ralph’s Coffee and Cars, supported by Octane」が、10月31日の朝、東京プリンスホテルで開催された。今回で初開催から約1年となり、過去にはドイツ車フランス車イタリア車などさまざまなテーマで3カ月に一度開催されてきた。今回のテーマは「American Classic Speed and Stylish」、つまり「アメリカ車」だ。



当日の天気は曇りで、気温もそこまで高くはなかったが、会場となった東京プリンスホテルには早朝から多くのアメリカンマッスルが集結。芝公園に鳴り響くV8サウンドからは、どんよりとした雲も吹き飛ばすほどの熱気と勢いが感じられた。



フォードマスタングやシボレーコルベット、ダッジチャレンジャーのようなこれぞアメリカンマッスルといった無骨でワイルドな車から、リンカーンコンチネンタルやシボレーカプリスのパトカーなど実際にアメリカを肌で感じられるような車まで、多種多様なアメリカ車が勢揃いした。





しかし、談笑しながらコーヒー片手に色とりどりのマッスルカーを眺めるというアメリカンな朝を送ることだけが、このイベントのお楽しみではない。もちろん今回も、恒例の来場者による人気車両への投票が開催された。受賞者にはポロ ラルフ ローレンのアイテムが贈られる。

見事受賞を果たした栄えある3台をご紹介しよう。

Most マッスル賞



こちらは1970年式ダッジチャレンジャーR/T。シックスパックと呼ばれるキャブレターを積んでいることから、通称シックスパックと呼ばれるモデルだ。1970年代初頭の大排気量車が注目された時代の初期の車である。



オーナー氏によると足回りは弄ってあり、今の時代にあった車の乗り方、楽しみ方を1970年の車でどう表現すればいいのかを常に模索しながら、楽しんでカーライフを送っているという。首都高なども時折ドライブするそうで、もし見かけた際には手を振って欲しいと話していた。

Most エレガント賞



このシボレーコルベットC2は1963年式で、リアウィンドウが二分割されている、俗にスプリッドウィンドウと呼ばれるモデルだ。オーナー氏によると、1963年のスプリットウィンドコルベットが欲しくて色々探していたが、日本ではなかなか見つけることができず、アメリカのWEBサイトを見ていたらたまたま発見できた個体だそうだ。

このC2コルベットはレストモッドが施されており、LSエンジンを搭載し、ミッションは交換済み、パワステやエアコンも装備されている。



もともとアメリカから輸入した時はあまりクオリティが高かったわけではなく、日本で相当手を入れて今のような完成形にたどり着いたそうだ。しかし、非常にパワーもあって現代的に乗れるが、逆にパワーがありすぎてボディに若干追いついていないのが少し怖いと話していた。

Most アメリカン賞



こちらのC1コルベットはオリジナリティを大事にされており、改良は最小限にとどめられている限りなくオリジナルに近い車だ。1955年に700台のみ製造されたオーバーヘッドバルブのV8を搭載しているC1で、この個体は113番目に製造された個体だそうだ。オーナー氏はアメリカでも現存しているのは200台程度だと話しており、非常に貴重な一台だということが伺える。



また最初の250台はオイルフィルターがエンジンについおらず、オイル交換のインターバルが短いという話や、トランスミッションはATの2スピードオートマチックがスタンダードで、にも関わらず160~170km/hは出るという話など、オーナーだからこそ知り得る興味深い小ネタも聞くことができた。そんな不思議な車とはいえ、オーナー氏の愛情深さ故か、高速道路でも普通に走ることができるというのだから驚きだ。

オリジナルのコブラやフォードGTなど貴重な車が多くある中で、どの車が選ばれるのか予想するのはなかなか難しかったが、選ばれた3台はどれも賞を獲得するのにふさわしい車であったといえるだろう。





天気も崩れることなく今回も大盛況のうちにRalph’s Coffee and Carsは終了した。次回の開催は未定だが、決定次第octane.jpにて告知する予定なので、テーマが何になるか予想しながら楽しみに待っていていただきたい。



またここに掲載しきれなかった他の車両は画像ギャラリーに掲載している。当日参加した方も、そうでない方もぜひチェック!

オクタン日本版編集部

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