Octane UKスタッフの日常|800台が集まる草の根クラシックカーイベント取材と、水漏れトラブル

Martyn Goddard

天気予報は雨。そのとき私は、2020年の大規模ロックダウン以降に初めて開催されるイベント『ディール・クラシック・モーターショウ』に向かってドライブ中だった。私が昔から大好きなイベントだ。それもそのはず、海辺の街のオーシャンフロントエリアに何百台もの車が展示されるのだから。2021年度は、ソーシャル・ディスタンシングが必要なことから、開催地がベトシャンガー・パークに変更された。元炭鉱だった250エーカーの、造園された広大な場所だ。

私達のビッグ・ヒーレーは、800台もの参加予定車の最初の方のグループに入ることができた。これはとても良いタイミングだった。おかげで私は好きな車の入場風景を撮影できるし、会場入口への急な坂道の途中で、渋滞によって待たされることもない。渋滞といえば、焼けたような臭いに気づいて周囲を見回すと、フォードGT40のレプリカが渋滞の中でオーバーヒートしていた。

このショウは、エンスージアスト達による草の根レベルの家族イベントだ。入念に手入れされた芝生の上でおこなわれるコンクールのような、価値ある数億円の車たちを展示するショウへの「解毒剤」といったところだ。

雨がすっかりやんだので、私は様々な車を見ながら散歩することにした。年代物のプジョーから1956年のシボレー・ベル・エア、そして若いオーナーがカスタマイズしたヴォクスホール・ノヴァまで、本当にいろいろな車がいた。

私達の隣には、なんとも洗練された1989年のBMW Z1が停まっていた。そのオーナーが、Z1のドアがどうやって下向きにシルに吸い込まれていくかを見せると、子どもたちは驚きのあまり目を丸くしていた。前方には、以前に私の知人が所有していた、1960年のジャガー XK150 FHCが鎮座していた。その知人のクリスは、バーチントンで『ステーション・ガレージ』という自動車修理・整備店を経営している。私達のヒーレーも、そこでサーモスタットのハウジングからの水漏れを直してもらうことになっていた。





翌朝、私はヒーレーを運転して『ステーション・ガレージ』まで行き、新しいガスケットと新品のウォーターポンプを取り付けてもらった。それは、AHスペアズ社が念のために届けてくれていたものだった。古いポンプの水位線部分が錆びていたので、新しく取り替えることにしたが、工賃は50ポンド(約8,000円)以下だった。帰宅後、ヒーレーを車庫にしまったとき、水漏れがないことを確認して安堵したのだった。


文:Martyn Goddard まとめ:オクタン日本版編集部

オクタン日本版編集部

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