300bhpになった「ちょい悪」レストアのランチア・アウレリア「アウトロー」|最後の3台の仕様が明らかに!

Charlie B Photography

チョップトップはフォードモデルAに代表されるアメリカのホットロッド限定のカスタムだと思っている人は、英国のレストアラー、ソーンリー・カラムが手掛けたランチア・アウレリア・アウトローのレストモッドシリーズを見ると面食らうかもしれない。

以前もオクタンで紹介したソーンリー・カラムの「ランチア・アウレリア・アウトロー」プロジェクト。全9台製作されるアウレリア・アウトローのうち、最終の3ユニットとなるヨーロッパCSL仕様の詳細が発表された。



シャシーはアップグレードが図られ、ボディはアルミニウム製に、そしてアルファロメオの象徴ともいえるブッソV6 3.2リッターエンジンが搭載されることになった。新しいマッピングと特注エグゾーストシステムにより、後期モデルの147や156 GTAに搭載された同エンジンの247bhpを約50bhp上回る、推定300bhpを得ることができるという。

以前のスチールに代わり、アルミニウムボディとなったことで重量は最大75kg軽量化される。もちろんスチールボディ同様、手作業によりアウトローモデル独特のチョップトップが形づくられる。



それにしても、なぜアウレリアをチョップトップに?と訝る方もいるだろう。アウトローの顧客となりうる人々からのポジティブなレスポンスがあったことや、今回のアウトローの先祖といえるモデルであるかつてミッレミリア、ル・マン、カレラパナメリカーナ・メヒコなどを戦った、ジョバンニ・ブラッコの1951年B20GTのレストレーションを成し遂げた経験、昨今のポルシェ356アウトローやホットロッドモデルの人気を冷静に分析した結果、このアウレリア・アウトロー・プロジェクトにゴーサインが出たのである。

アウレリア・アウトロー・シリーズは今回の3台をもって終了となる予定だが、ソーンリー・カラムのレストモッドはここで終わるわけではなく、彼らは今後もヨーロッパCSLプロジェクトの新シリーズに着手していくという。



最終モデルのアウレリア・アウトローの写真は画像ギャラリーにも多数掲載しているので是非チェックしてみてほしい。

Photography: Charlie B Photography

オクタン日本版編集部

RECOMMENDEDおすすめの記事