本人も被写体として登場!ブライアン・アダムスによる2022年版ピレリカレンダー発表

Pirelli

著名なミュージシャンであり、写真家でもあるブライアン・アダムスが手掛けた2022年版ピレリカレンダーが2021年11月29日に開催されたデジタルイベントにおいて発表された。ピレリカレンダーは1964年以来、今回の発表作を含めて37名のフォトグラファーが撮影し、作品数は48に及ぶ。2022年版ピレリカレンダーのタイトルは「ON THE ROAD」。2021年版の制作は新型コロナウイルス感染症の影響により見送られたが、ピレリ創立150周年となる2022年に、48作目となるTHE CAL™が復活するという喜ばしいニュースである。

同イベントでは、カレンダーの発表と同時に、ピレリ創立150周年を記念するロゴも発表された。

2022年版ピレリカレンダー「ON THE ROAD」では、ツアー中のアーティストの生活をテーマに撮影している。ブライアン・アダムスが、今回のカレンダーのために制作した「ON THE ROAD」という同名の曲は、自身の次のアルバムに収録されるという。

カレンダーでは、ミュージシャンたちが開演前の緊張感、リハーサルが終わって開演を待つ間の休憩時間、都市を転々とするツアー生活、ホテルの部屋での孤独感など、ツアー生活における瞬間を再現。さらに、今回のピレリカレンダーでは写真家自身が出演者にもなるという、過去にない手法も用いられた。ブライアン・アダムス自身が、The Cal™に、年齢、音楽ジャンル、バックグラウンドの異なる10人の世界的なアーティストと共に参加しているのだ。

登場するアーティストは、シェール、グライムス、ジェニファー・ハドソン、ノーマニ、リタ・オラ、ボーハン・フェニックス、イギー・ポップ、スウィーティー、セイント・ヴィンセント、カリ・ウチス。160ページを超えるカレンダーには、70枚を超えるポートレートや風景が収められている。

シェール

グライムス

カリ・ウチス

撮影は昨年の夏に、ロサンゼルスのパレス・シアターとハリウッドのシャトー・マーモント・ホテルの2 カ所と、カプリ島のホテル ラ スカリナテッラでおこなわれた。期間はわずか3日間だというから驚きだ。

ブライアン・アダムスは以下のようにコメントした。
「数日間でツアー中の全てを収めることはとても難しかったので、いくつかの局面を捉えるようにしました。例えば、ミュージシャンたちはビルの正面を見ることはほとんど無く、裏口を見ることが多いことや、ステージドア、バックステージ、ビルの地下、ステージドアから車のドア、ホテルのドア、列車のドア、バスのドアなど、たくさんのドアを通ることなどです。つまりそれは、常に旅をしているということなのです」

ピレリExecutive Vice Chairman and CEOであるマルコ・トロンケッテイ・プロヴェーラはこう述べている。
「ブライアンとは長年の知り合いであり、音楽と旅を結びつけるという彼のアイデアは、パンデミックから徐々に日常を取り戻しつつあるこの時に復活するピレリカレンダーにとって完璧だと思いました。今回の2022年版ピレリカレンダーは、我々にとって特に重要なものです。なぜなら、2022年はピレリが創立150周年を記念する年だからです」

2022年版ピレリカレンダーの撮影のバックステージ、撮影風景、発表会の様子、ストーリーや人物像などは、https://pirellicalendar.pirelli.com で見ることができる。

オクタン日本版編集部

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