ロータスから、AMG製4気筒搭載モデル「エミーラ ファーストエディション」発表

Lotus

ロータスの最後の内燃エンジン搭載スポーツカーであるエミーラ。3月29日にデビューする「タイプ132」がロータスの電動化時代の幕を開けることもあって、最後のガソリンエンジン車となるエミーラには予想をはるかに超える問い合わせが入っているという。

このたび「ロータス・エミーラ・ファーストエディション」の価格とパワートレインが発表された。採用されたエンジンはメルセデスAMG製のM139型直噴2.0リッター直列4気筒ガソリンターボエンジン。エミーラでの最高出力は360bhp、組み合わされるトランスミッションはロータスがAMGと共同で開発した8段デュアルクラッチ式ATとなる。



カスタマーが自分のスタイルに合わせて車を仕上げることができよう、多彩な「無料の」オプションが用意されている。ホイールは20インチの超軽量Vスポーク鍛造アロイホイールが採用された。プレミアムツートーン仕上げのためにダイヤモンドカットされたものだが、無料でシルバーまたはグロスブラックのバージョンを選択することも可能だ。ブレーキキャリパー色をレッド・ブラック・イエロー・シルバーから選ぶことができ、タイヤ空気圧監視システム(TPMS)も装備する。



エクステリアカラーは、セネカブルー、マグマレッド、ヘテルイエロー、ダークバーダント、シャドウグレー、ニンバスグレーの6色が用意される。オールラウンドLEDライト、チタン製エグゾーストフィニッシャー、電動ドアミラー、リヤパーキングセンサーなども装備されるほか、フロントバンパーエアブレード、フロントスプリッター、サイドシル、リヤディフューザーなどをすべてグロスブラックで仕上げることで精悍なイメージを演出する「ロワー・ブラック・パック」が標準装備される。7色が用意されるインテリアカラーも、すべて追加料金なしで選択可能となっている。

ほかにもツアー/スポーツサスペンションを選べる「ロータス・ドライバーズ・パック」や、プライバシーガラスやアルカンターラのヘッドライナー等を備えた「デザイン・パック」、フロントのパーキングセンサーやリアカメラ、雨滴感知式ワイパー他の装備をもつ「コンビニエンス・パック」も用意された。

エミーラ・ファストエディションの価格は71,995ポンドで、英国では4月8日からウェブサイト経由で予約がスタートする予定だという。また、エントリーレベルの4気筒版エミーラの価格は59,995ポンドと発表されている。詳細なスペックに関しては年内に発表される予定で、納車は来春から開始されるという。また、エントリーレベルのエミーラV6は2023年1月に発売、価格は64,995ポンドと発表されている。両モデルともにフルスペックやオプション価格などは今夏明らかになるといい、そのタイミングでオンライン予約もスタートする。エクステリアカラー展開もさらに増えて7色になるそうだ。今年の夏の詳細発表を楽しみに待ちたい。

オクタン日本版編集部

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