クラシックカーが岡山県に春の訪れを告げる|ベッキオ・バンビーノ 2022 Primavera

Vecchio Bambino

今年で19回大会を迎えたチャリティー・クラシックカーラリー「ベッキオ・バンビーノ」は岡山県の春には欠かせない、季節の風物詩だ。2日間のラリーは、真剣勝負の競技、気持ちのよいドライビング、立ち寄り先のポイントでの歓迎と多くのお土産、パーティーや表彰式での賑やかなコンテンツなどなど多彩だ。



風光明媚な名所を駆けるこのラリーの大きな特徴は、ルートが岡山県内で完結していること。県内にある史跡や歴史的な街並み、そして美しい道路を巡ることで、県外からの参加者には岡山県の魅力を存分に伝えることができる。そして地元の方々にとっても、通常目にすることができない数々の名車が自分たちの町を訪れるという楽しみがある。楽しいからこそ、おもてなしにも力が入る。心のこもった歓迎をして地域の魅力をアピールすることで、ラリーの参加者は「この町をまた訪れたい」と感じる。地域に根付いたイベントとして地元に愛され、参加者にも愛される、そんな好循環が生まれる好例だといえるだろう。





ラリー参加者が楽しむのはもちろんだが、立ち寄り先や沿道での歓待がこれまた素晴らしい。参加車両に子どもたちが乗せてもらえるチャンスもあるなど、フレンドリーなところも人気のポイントなのだろう。







老若男女が同じように目を輝かせて、春の訪れとともにやってくるクラシックカーを待っている。この記事の画像ギャラリーにも、車両を歓迎する観客の楽しげな姿を掲載したので是非ご覧になっていただければと思う。地元を愛し、地元に愛される、こんな素敵なイベントは、一度参加したらやみつきになってしまうに違いない。



Photography: ベッキオ・バンビーノ オフィシャルプレスチーム(高原義卓、本田健太、松浦礼男、横山三鈴、臼杵和弘)

オクタン日本版編集部

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