フィオラノ・サーキットが「最大のLEDサーキット」としてギネス世界記録に認定!

Ferrari

フィオラノ・サーキットの50周年を記念して、マラネロのフェラーリ・ミュージアムでは、サーキットの歴史に焦点を当てた新しい展覧会を開催中だ。展覧会では、1972年にエンツォ・フェラーリの意向で開設されてから、現在行われている活動まで、サーキットの50年間の活動を豊富なアーカイブ画像やビデオコンテンツで紹介している。



展覧会の目玉として、フィオラノ・サーキットそのものを舞台に、壮大なライティングショーが6月15日に開催された。創業75周年という大きな節目を記念して、フィオラノ・サーキットで開催されたライティングショーの映像は展覧会で見ることができる。このショーのため、サーキットは巨大なLEDパネルとなった。172,000個の照明、1,039,280個のLEDポイントライト、89 kmのLEDストリングが使われ、総面積は112,958.27平方メートルに及ぶ。この破格のライティングショーが「世界最大のLEDイルミネーション・サーキット」として、ギネス世界記録®に認定されたのだ。



展覧会では、フェラーリの半世紀の歴史の中で最も重要なマイルストーンを紹介するヒストリカル・セクションのほか、フィオラノ・サーキットにとって特別な意味を持つ以下の2台の車両が展示されている。

Ferrari 3.2 Mondial Cabriolet
1988年、ローマ法王ヨハネ・パウロ2世がマラネッロを訪問し、フィオラノ・サーキットにゲストとして足を運んだ際に、重要な役割を演じた車両。法王は、フィオラノ・サーキットで行われた記念すべきイベントに出席し、エンツォ・フェラーリと会っただけでなく、たっての希望で、Ferrari 3.2 Mondial Cabrioletに乗り、エンツォの息子であるピエロ・フェラーリの運転で、コースを数周走行。今回展示されているのは、まさにその車両である。

Ferrari 150 LM
フィオラノ・サーキットの50年の歩みと、常に極秘で行われてきた膨大な開発テストを結びつける1台として、2014年のFerrari 150 LMが展示されている。この「テストベンチ」は、当時最高のパフォーマンスを誇ったLaFerrariをベースに、アッセンブリ、コンポーネント、エアロダイナミクスの改善を追求し、最先端のソリューションが採用された。

オクタン日本版編集部

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