日本車がフランスでは圧倒的な人気!旧車イベントで出逢ったクールなバイクたち

写真・文:櫻井朋成

ル・マン クラシックが開催されていた週末、ヴァンセンヌでは相変わらず毎月のミーティングで盛り上がっていた。日本は猛暑のようだがこちらは気持ちの良い夏空。朝晩は15℃前後で日中は25℃前後。湿気がないので本当に気持ちが良い季節だ。

気持ちが良い季節はカブリオレやバイクが元気だ。今回はバイク達をメインにお伝えしたい。フランスでバイクというと、日本車が人気のようだ。BMWあるいは、トライアンフやノートンとヨーロッパの旧車かと思いきや、圧倒的に日本車なのだ。そして6気筒が大好き。空冷のCBXはこういったイベントによく集まっている。

オリジナル状態のCBX。

バーチカルツインはトラでもノートンでもなくヤマハのXS650なのだ。

ヤマハRD350。オリジナルの状態で参加。車検や免許制度が日本とは違うので250よりも350の方がポピュラー。ちなみに、フランスではバイクは車検がない。

毎回参加しているカワサキ・マッハ750

カフェレーサーフェスティバルでもお伝えしたようにスズキの人気も高い。名車、刀の原点がこれだ。

ここに載せきれない写真を画像ギャラリーにも多数掲載しているので、ぜひご覧いただきたい。

車については、今日はなんだかやたら目に付くルノー16。それがとてもフレンチな(当然だけど)車であると再認識した次第。まだまだこの旧車クラブでは日本車は少ない。それでも今回はスープラに、セリカが参加。ユーノス(MX-5)は時々参加している。

見慣れた日本車がこの場にいるのにはちょっと違和感がある。日本車がじわじわきている証拠なんだけど。

ルノー16TSはツィンバレルキャブを搭載したモデル。

ルノー16TLは誕生から10年が過ぎて誕生したモデル。

ルノー16のエンジンルーム。

そしてもう一台のルノー16。

さて、今月末はパリ横断の夏バージョンだ。その前のミーティングとしてはこれが最後なので駆け込み参加受付の人もいて、主催者テントには結構な列もできていた。冬のパリ横断がコロナや公害で延期が続いたりして、いまひとつ盛り上がらなかったと聞いているので、それを取り戻す勢いで夏のパリ横断が開かれるのを楽しみにしている。


写真・文:櫻井朋成 Photography and Words: Tomonari SAKURAI

写真・文:櫻井朋成 Photography and Words: Tomonari SAKURAI

無料メールマガジン登録   人気の記事や編集部おすすめ記事を配信         
登録することで、会員規約に同意したものとみなされます。

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

RANKING人気の記事