発表前にすでに完売!アストンマーティンV12ヴァンテージ・ロードスター

Aston Martin

アストンマーティンから新型V12ヴァンテージ・ロードスターが発表された。ワイドボディのデザインに、低く構えるワイドトレッド・サスペンション、そしてパワフルな5.2リッターV12ツインターボ・エンジンという組み合わせが非常に魅力的なモデルである。生産台数は世界中でわずか249台、驚くべきことに、すべての車両がリリース前に完売したという。



史上もっともパワフルなこのヴァンテージ・ロードスターは5.2リッターDOHC60°V12エンジンを搭載し、700PS/6,500rpmの最高出力と753Nm/5,500rpmの最大トルクを発生、車重1トンあたりのパワーは372PSを誇る。0~60mph(0~96km/h)加速は3.5秒、最高速度は322km/hとなっている。



アストンマーティン・チーフ・テクニカル・オフィサーのロベルト・フェデリは、次のように述べている。
「私たちは、V12 ヴァンテージ・ロードスターの開発にあたり、V12 ヴァンテージと同等のパフォーマンスとダイナミズムを実現する目標を掲げて懸命に作業に取り組んできました。

その一方で、オープントップ・ドライビングでのみ得られる刺激的でエキサイティングな走りによって、その目標をさらに上回ることに成功しました。歴代ヴァンテージ・ロードスターのどのモデルよりも強大なパワーとトルク、精密なサスペンション・キャリブレーションが施されたワイドトラック・シャシー、量産型ヴァンテージ・ロードスターの最大10倍にも達する強烈なダウンフォースなどによって、もっとも情熱的なお客様に訴求する、息を呑むようなマシンが誕生しました」



アストンマーティン・チーフ・クリエイティブ・オフィサーのマレク・ライヒマンは、次のようにコメントした。
「デザインの観点から見ると、V12 ヴァンテージ・ロードスターは、彫刻的な造形と有機的なラインを組み合わせています。その姿は、一流のアスリートやサラブレッドを連想させます。その一方で、V12ヴァンテージ・ロードスターは、最高のパフォーマンスから生み出される負荷に対応できるようにシステムが開発され、効率を極限まで高めるために、エンジンに取り込むエア、車両全体、および車両周囲のエアフローを最大限に活用できるように設計されています。

さらに、この車は、オープントップ・スポーツカーでなければ実現できないエキサイティングでドラマチックな走りを求めるドライバーのために製作されました。このプラットフォームは、デザイン面において、私たちが意図したコンセプトを現代的に表現するための機会を与えてくれました。その結果として生まれたV12 ヴァンテージ・ロードスターは、ドライバーが意のままにコントロール可能な芸術作品と言えるでしょう」



V12 ヴァンテージ・ロードスターの生産は2022年の第3四半期に開始される予定で、最初の納車は2022年の第4四半期に開始される予定だ。

オクタン日本版編集部

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