2019.06.18
バラック小屋のような粗野なつくりをした1台
トラクシオンアヴァンが発売されて間もなく、1935年にミシュランがシトロエンの経営を担うことになった。ミシュランが新たにたてた新型車計画には、中型乗用車2種類と超小型車、それに商用車があった。このうち ...
2019.06.17
独自性がなくなるかと危惧されたシトロエンのプジョーとの合併
流れ作業による大量生産方式を採用、欧州で車を大衆化させたシトロエン。人間的でありながら、独創的で革新的な技術やスタイルを武器にたえず進化を続けている。そんなフランスの"大衆車メーカー"の100年の足取 ...
2019.06.17
感性領域に達するシトロエンの乗り心地
走り出す前から始まる、シトロエンにとってもっとも大切な"乗り心地"。回りに流されない、乗り心地の快適性にこだわり続ける姿勢は新たな個性といえよう。シトロエンの乗り味は、走り出す前から始まっていると思っ ...
2019.06.16
真のアヴァンギャルドを体現した前衛的な車とは?
シトロエン100年の歴史において、前衛をまさに体現したのがトラクシオンアヴァンであった。もちろん、このあとに続く2CVとDSは、その独創性が世界中に知られる稀有な存在であるけれども、2台にはあとに続く ...
2019.06.15
速度記録車の愛称で呼ばれた、最後の後輪駆動車
創業以来、シトロエンは車種バリエーションを拡大しながら進化していたが、1932年秋に登場した新世代モデルは、またファミリーを増やした。C4C6に替わる新型は81015で、10と15にはボディを小型にし ...
2019.06.14
本国オーナーに聞いた、愛車との日常│ちょっと変わった世界記録の持ち主
単なる移動手段から父から受け継いだというコレクションまで、現地でオーナーに聞いた、様々なシトロエンとの暮らし。1954年 CITROËN TRACTION AVANT 11B Owner : ...
2019.06.14
抜群の優美さとスポーティーな雰囲気を放つ異色の2ドアクーペ
SMはDSのゆうに2倍以上の価格の高級GTカーであった。それまでのシトロエンの域を超えていたが、戦前に多数あった高性能高級車の伝統を、フランスに復活させたいという思惑もあったといわれる。 SMには、フ ...
2019.06.14
エッフェル塔を広告塔とした優美な時代のシトロエン
シトロエンは創業から10 年が経とうという1920年代終盤に、ひとつの絶頂期を迎えていた。1929年には、第二次大戦前の記録となる、年産10万台を達成した。ただ、その年にニューヨーク株大暴落が起き、や ...
2019.06.13
本国オーナーに聞いた、愛車との日常│乗りにくい車の魅力とは?
単なる移動手段から父から受け継いだというコレクションまで、現地でオーナーに聞いた、様々なシトロエンとの暮らし。1925 CITROËN TypeC Owner : Thierry BRIET ...
2019.06.12
ファッションブランドとの粋なコラボレーション。ボーダーシャツ×シトロエン
現在、販売が大変好調なシトロエンC3に新しいコラボレーションモデルが追加された。その名も「C3 × SAINT JAMES」、ボーダーシャツで人気のフレンチカジュアルブランドとのコラボレー ...
2019.06.12
「総合的な自動車メーカーだからこそ哲学が大事」
半年前に就任したばかりのシトロエンデザインダイレクター、ピエール氏。"非クルマ的"アプローチが大事になっていく、という。プレミアムに踏み込まない総合的な自動車メーカーだからこそ、哲学が大事になります。 ...
2019.06.11
独創と革新 シトロエンの100年 第二弾│2CVとDSの登場
流れ作業による大量生産方式を採用、欧州で車を大衆化させたシトロエン。人間的でありながら、独創的で革新的な技術やスタイルを武器にたえず進化を続けている。そんなフランスの"大衆車メーカー"の100年の足取 ...
2019.06.11
1923年にサハラを越えた最初の自動車とは?
第一次大戦中には、無限軌道(いわゆるキャタピラ)の実用化が進んでいた。アンドレ・シトロエンは終戦後、ゴムを用いた軽量無限軌道システムを開発したアドルフ・ケグレスの特許を買って、ハーフトラックを商品化す ...
2019.06.10
人に優しくポップで温かみある車造りを│シトロエンのブランド作り
人に優しくポップで温かみある車造り、というブランドイメージを基本戦略として策定したのがアルノー・ベローニだ。100年を経たシトロエンが、迷いなく目指す方向性とは。歴史あるブランドの100周年を祝うため ...
2019.06.09
シトロエンの消防車も!個性派商用車の系譜
創業まもなくから製造され続けている、ユニークな形と実用性が魅力の商用車たち。シトロエンは1919年に創業してまもなく、商用車をつくり始めた。タイプAやタイプBのシャシーを用いて、さまざまな商用車に仕立 ...
2019.06.08
Vive la Citroën! シトロエン万歳! 本場クラブ&イベントへの誘い
フランスではBXのようなヤングタイマーからDS、そして伝説のトラクシオンアヴァンまで、モデル別クラブが活発なアクティビティを繰り広げている。同じモデルで複数の愛好会がある場合も少なくない。ヨーロッパに ...
2019.06.08
タイヤを10個履いたシトロエンDSムカデカーが誕生した理由とは?
車が走ることを支える、陰の存在こそがタイヤだ。シトロエンの柔らかな走りが生み出されたのは、ミシュランがあってこそだったといえるだろう。奇妙に聞こえるかもしれないが、シトロエンでは「サスペンション設計担 ...
2019.06.07
4気筒を搭載したシトロエンの優美な小型乗用車│女性ユーザーを意識?
タイプB2が発売された翌年、1922年にタイプCが誕生する。タイプCは課税馬力が5CVとなる小型のモデルで、今でも5CVと呼ばれることがあるが、例によって当時のシトロエンは5HPとして販売した。 どれ ...
2019.06.06
世界で3人しかいない女性トップの1人が語る自動車の価値
現代の変革期においても社是や価値観は変える必要がないという、リンダ・ジャクソン氏。豊富な現場経験を評価されCEOに就任した、世界でも3人しかいない女性トップの1人である。「Oui are French ...
2019.06.05
フランス車に魅了され世界的コレクターになった人物│そのきっかけとは?
フランス車を中心としたクラシックカーコレクターとして知られるのが、「マラン・オートモーティブ・ミュージアム」の創設者であるピーター・マランである。アメリカで生まれ育った彼がフランス車に心奪われるきっか ...