2019.04.02
スーパースポーツカーの概念を打ち崩した1台│ブガッティ EB110
ブガッティEB110は、それが誕生したころの最先端技術をふんだんに取り入れたモダンスーパーカーであった。当時、"世界最速の市販車"という称号を手に入れたもののそのルックスからエンスージアストの間で意見 ...
2019.04.02
関東地方の倉庫で「希少なル・マン参戦カー」が発見される|フォードGT40 Mk.IIBの帰郷
1970年代の中頃からずっと日本に棲んでいたフォードGT40 Mk.IIB。それも2年連続してル・マンへの参戦ヒストリーを刻んだマシンが、初冬の東京を離れ、人知れずアメリカに帰っていった。オクタン日本 ...
2019.04.02
自動車アート界唯一無二の存在│木材で車の彫刻を造りあげる
アメリカの彫刻家デニス・ホイトは、自動車アート界における唯一無二の存在だ。彼の作品は巨大な木片を何カ月も彫り続けて完成する。デニス・ホイトは、彼の作品で『Psychedelic 917』と名付けた雄鶏 ...
2019.04.02
世界のラリーシーンを席巻したストラトス│ラリーのために造られた車
おそらく世界で最もオリジナルのままといえるランチア・ストラトスを紹介しよう。使い込まれた雰囲気がなにより心地よさを感じさせた。目の前にはパノラマビューが広がり、後方では正確無比なフェラーリV6エンジン ...
2019.04.02
ラリー界の巨神 エリック・カールソン│早すぎる引退の理由とは?
その巨体を小さなサーブの中に押し込んで、幾多のラリーで勝利を収めたエリック・カールソンは、ラリー界では初めてのスーパースターであった。初戦を除いて、彼のキャリアはすべてサーブとともにあった。「1回だけ ...
2019.04.02
生き続けるマクラーレン ロングテール│進化の歴史をたどる
最初に登場したマクラーレンのロングテールは1997年のF1 GTRだが、それ以来、いくつもの世代のロングテールが誕生してきた。誰もが憧れる名前を冠したモデルのヒストリーをマーク・ディクソンが綴る。ダイ ...
2019.04.02
ホーチミン生まれの、優れたバンパー│1965年型 アストンマーティンDB5
クラシックカーのバンパーを作るために、デザインは海を渡る。これは、ウィルトシャーのミッチェル・モーターズに依頼したバンパーの製作の話だ。催促しながら半年が過ぎた頃、一部の部品は取り外され、計測・撮影さ ...
2019.04.02
美しい車を作り出し、日本で論争を起こしたドイツ人デザイナー
ニューヨークを拠点とする工業デザイナー、コスモポリタンで魅力あふれるアルブレヒト・ゲルツに関わる最大の論争がある。彼が、ダットサン240Zを創造したか、否かということだ。ゲルツは、1962年に顧客獲得 ...
2019.04.01
英国の田舎を縦断するクラシックカーラリー│準備もしないで参加した2人の珍道中
ロンドンの北からスコットランドまで、英国の美しい田園風景のロンドン-エディンバラ間をヴィンテージカーで縦断する"フライング・スコッツマン"と名付けられたラリーに、オクタンのロバート・カウチャーがジョナ ...
2019.04.01
ジャガー EタイプとFタイプをスペイン・バルセロナで乗る
ジャガーEタイプは半世紀以上前に発表され、45年ほど前に生産を終えた。その後、後継車と呼ぶに相応しい車はあったのだろうか? オクタンはそれを見つけるヒントを求めてバルセロナに向け走った。早朝。バルセロ ...
2019.04.01
イタリアとアメリカの血も色濃く流れる偉大な英国車
1960年代の素晴らしいGT、ジェンセン・インターセプターは、長年不遇に耐えてきた。イタリアとアメリカの血も色濃く流れるが、実に偉大な英国車なのだ。その理由をひもとこう。ジェンセン・モーターズが成長路 ...
2019.04.01
ヴォアテュレット インディ500<前編>|JACK Yamaguchi's AUTO SP ...
"ヴォアテュレット"は、フランス語直訳で『準乗用車』、すなわち小型車を意味する。"巨竜の国"アメリカのインディにもヨーロッパ的ヴォアテュレット1.5リッター規則の時期があった。スーパースピードウェイ自 ...
2019.04.01
「ブルーバード」のオマージュを作り上げた男|ネイピア航空機エンジンを搭載車のレストア・ストーリー
ここに紹介するのは、自宅にあった24リッターのネイピア航空機用エンジンを使って、マルコム・キャンベルのレコードブレーカーのオマージュを作り上げた、あるエンスージアストの話である。もし代々伝わる家宝の中 ...
2019.04.01
スピードに命を賭けて│1930年代に世界を魅了した世界
1930年代、世界で最も魅力的なコンセプトはスピードであった。ただ、スピード記録への挑戦は大きなリスクをともなう。そして大衆はそのスリルにますます魅了されていった。スピードはいつも命の危険ととなり合わ ...
2019.04.01
プリンス自動車のインサイドストーリー 第1回│プリンスとレース 第二回日本GPまで
古き良き時代。クルマそのものが高嶺の花だった終戦直後から昭和30年代にかけて、日本にも高級車専業メーカーを志した企業が存在した。これは日本自動車史の異端児、プリンス自動車のインサイドストーリーである。 ...
2019.04.01
臆病者はおことわり | フェラーリ 375MM ベルリネッタ
フェラーリのオリジナル・ファクトリー製で、1953年ル・マン24時間レースに出場したわずか3台の競技用ベルリネッタのうちの1台である、シャシー・ナンバー「0320AM」の「フェラーリ375MM ベルリ ...
2019.04.01
王冠マークがついた高級クーペのボルボとは?
ヘンリー・フォードがモデルTについて「黒であれば何色でもある」と言った話はよく知られている。しかし、ボルボが1978年に262C クーペを発売したときも、ミスティック・シル バー・メタリックの1色だけ ...
2019.03.31
フィリピン空軍基地の格納庫跡地にできた世界最大のレストア工場
ここはかつてフィリピン空軍基地の格納庫だったところ。いまでは200人以上のレストアラーが、ジャガー、ベントレー、メルセデスなどのリビルドにいそしんでいる。200人以上の工員を抱え、格納庫のような巨大な ...
2019.03.31
生まれたときからレーシングカー│アルファロメオ・ジュリア・スプリントGTA
オークションに出展されたある1台のジュリア・スプリントGTAについて。市場には1960年代のアルファロメオのレーシングカーが溢れている。だが、その多くはロードカーとして生まれ、公道での役目を終えた頃に ...
2019.03.31
不遇の二代目 エドセル・フォード 勝利までの物語
「歴史はたいがいでたらめだ」これはヘンリー・フォードの有名な言葉だが、その真意は、過去に左右されず今日を生きようというエドセルの意思を代弁したように思えてならない。エドセル・フォードという名は、個人の ...