コルムがアドミラルズ カップに着想を得た日本限定モデルを発売

1955年にスイスで創業した高級腕時計ブランド「コルム」が、イギリスのヨットレース「アドミラルズ カップ」に着想を得た日本限定モデルを11月中旬に発売する。

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ヨットと腕時計。ヨットと車、ヨットと鞄・・・ 一見すると関係の無い組み合わせにも関わらず、歴史的に多くのラグジュアリーブランドがヨットレースとコラボレーションを行っているのは、長期に渡る歴史の中で様々な"挑戦"を行ってきたという点において、スピリットを共有しているからであろう。

1957年にイギリスで開始されたアドミラルズカップは、世界の外洋航海レースの中でもっとも伝説的かつ厳しいレースの一つとして知られている。この伝説的なヨットレースと海の男たちに敬意を表し、コルム社は1960年にスポーツウォッチ コレクション、「アドミラルズ カップ」を発表した。 残念ながらレースは現在休止となっているが、同コレクションは現役ヨットレーサーのフランス人スキッパーのロイック・ペイロン氏や、イギリスのフィン級メダリストのベン・エインズリー氏など、多くのヨットレーサーに愛用されている。

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同モデルの1番の特徴は、海洋旗をモチーフにしたデザイン。文字盤に数字の代わりに海洋旗を配置したユニークなデザインは、発売から50年以上経った今でも色褪せることがない。世界の時差が時計上に表示されているワールドタイム機能や、重力の影響で誤差が生じるのを防ぐトゥールビヨンの採用、潮汐時刻・潮の大小・潮位等を表示するダイヤルの導入、どんな状況でも見やすい針と文字盤の追求など、様々なモデルでセイラーにとって嬉しい機能が搭載されている。

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今回、発売する「アドミラルガンブルー」は、「アドミラルズカップ レジェンド 42」をベースにした日本限定モデル。アドミラルのコンセプトカラーであるガンブルーをベゼルにあしらい、通常モデルに比べ、より海洋旗が際立つデザインが与えられている。文字盤はブルーとホワイトの2種類、クロノグラフ(74万円)のほか、スモールセコンド(55万円)もラインナップされている。

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ちなみに、ブランドのロゴや秒針などに配されている鍵は、「完全な時への鍵」(Key To Perfect Time)に由来する、コルムのブランドを象徴するモチーフだ。マニュファクチャクチュールならではの独創性と大胆なデザインが魅力の同ブランドについては、公式ページをご確認いただきたい。

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