あのウサイン・ボルトが参画した、新しいモビリティ―

Octane Japan

人類史上最速のスプリンターと評され、8個のオリンピック金メダルを獲得したウサイン・ボルト氏が、自身が共同設立者として参画した「BOLT Mobility日本ローンチ発表会」に登壇した。

最初に登壇したBOLT Mobilityのサラ・ヘインズCEOは、正式に日本市場に参入することを表明。同社が開発している電動キックボードで業界基準を確立していきたいと話した。この製品は交換・リサイクル可能な充電式バッテリーを採用。iPhoneの充電装置や、カップホルダー、荷物置きなど、乗る人を選ばないデザインになっている。両サイドについた二つの前向きの踏み台により、体が正面を向けることでバランスがとりやすい安全な設計を実現し、ヒールを履いた女性にも乗りやすいデザインであることをアピールした。



その後登壇したウサイン・ボルト氏は、共同設立者とした参画した理由を「環境問題が世界的に問題になっている中で、移動の側面からその問題に立ち向かうことにとてもワクワクしました」と語った。ボルト氏自身もゼロからデザインに関わった特徴的な黄色の配色は、人間の視野に最も入りやすい目立つ色であり、精神的な鋭敏さを刺激するという。

渋滞時の移動手段として欧米を中心に電動キックボードのシェアリングサービスが普及している一方、日本では電動キックボードが原動機付自転車として区分されていることから、公道の乗車を目的とした際には原付同様の保安基準をクリアする必要がある。ミラー、ウィンカーの装着だけでなく、車体にはナンバープレートが、乗る人には原動機付自転車の免許証とヘルメットの着用が義務付けられている。BOLT Mobilityは日本でも積極的に政府と話し合いを進めながら、実証実験を行い、2年以内に公道走行を可能にしたいという意向を示した。

今後の展望については、「ボルトナノ」という小型自動車の開発に取り組んでおり、2020年の発売に向けてパートナーを探している段階とのことだ。“世界最速の男”が取り組む新しいモビリティ―事業に今後も注目していきたい。

オクタン日本版編集部

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