ウィリアム王子がマクラーレン・オートモーティブを訪問

英国の最先端スポーツカー・メーカーのメンバーたちと交流

英国のスーパーカーブランド「マクラーレン・オートモーティブ」は、9月12日、英国のウィリアム王子(ケンブリッジ公)の訪問を受けた。

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マクラーレン・オートモーティブのCEO、マイク・フルーウィットが、ウォーキングにあるマクラーレン・プロダクション・センターで案内役を務め、王子は従業員とも対面された。マクラーレン・オートモーティブには2100名の従業員がおり、昨年は同社最高記録となる年間3286台の自動車を、手作業で組み立てた。商務・法務担当業務執行取締役のルース・ニック・アーイと最高執行責任者のジェンス・ラドマンも王子に随行し、より多くの若者たちが、科学・技術・工学・数学(STEM)などの分野でキャリアを築けるようにするための、マクラーレン・オートモーティブ社の取り組みついて質問を受けた。

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またウィリアム王子は、年間最優秀実習生の候補となった実習生のアレックスとも会話をされた。さらに、入社したばかりのアミーナと彼女のメンターであるマンディーとも対面し、マクラーレン・オートモーティブ社が、彼女の能力開発や成長をサポートしており、最先端の技術と手作業の職人技を組み合わせるためにはそれが欠かせない、という説明を受けた。

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また、マイク・フルーウィットの案内で、王子は、ローリングロード・テスト施設で性能テストを受ける直前のスペシャル・カーにおなじみのマクラーレン・バッジを付けるという仕事も経験した。

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デザイン・ディレクターのロブ・メルヴィルは、マクラーレンの最新のスーパーカーである720Sに込められた哲学を王子に説明した。エンジニアや製造チームと連携してどのように設計戦略を策定しているのか、ならびに究極のドライバーズ・カーを作るためにどのように顧客と対話しているのかを説明。マクラーレン・オートモーティブはマクラーレン・グループの中の最大の企業であり、技術事業やレーシング・チームも傘下に持ち、これらの事業を率いる最高執行責任者のジョナサン・ニールと業務執行取締役のザック・ブラウンも、王子の説明役を務めた。

マクラーレン・オートモーティブのCEO、マイク・フルーウィットは次のように述べた。「ウィリアム王子をマクラーレン・オートモーティブにお招きするのは、私個人にとって大きな栄誉であるとともに、世界的に知られた英国のスポーツカーおよびスーパーカーメーカーである当社の一人ひとりが当然誇りに感じることです。常に優れたエンジニアリングを追求し、開拓する精神がマクラーレンのDNAです。これは、創立者であるブルース・マクラーレンから受け継がれてきたもので、今も社員の心に植え付けられています。しかし、私たちは、様々な優れた才能を結び付け、男女を問わず彼らがユニークなスキルや経験を積めるようにすることによってのみ、可能性を広げ、世界を席巻するようなクルマと技術を生み出し続けことができるのです。私たちがクルマに情熱を注いでいるのは確かなことであり、それはマクラーレンカーを運転し、大切にしてくださっている、多くのお客さまにも実感いただいています。あまり知られていないことですが、今回のケンブリッジ公のご訪問でお伝えしたかったのは、当社は、設計、エンジニアリングおよび製造における、次世代の才能の育成にも情熱を注いでいるということです。それは、全社を通じて、才能を引き寄せ、教育し、育成するのが当社にとっての重要事項であると私たちが認識しているからであり、そのような姿勢を貫いていることを、私たちはみな誇りに思っています」

マクラーレン公式ページ:http://jp.cars.mclaren.com/

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