洗練されたデザイン哲学|ブガッティが新作ホームコレクションを発表

Bugatti

ミラノ・デザイン・ウィークが開催される4月15日から21日まで、ラグジュアリー・リビング・グループとブガッティは、コルソ・ヴェネツィアに位置するパラッツォ・キエーザの庭園でユニークな展示を行い、彼らのデザイン哲学の新たな進化を披露した。この展示は、ブガッティとホームコレクションとのシナジーをさらに深めるもので、最先端の技術、シンプルなエレガンス、細部に対する緻密な配慮、そして完璧を追求する姿勢を強調している。

ゲストは19世紀に建造された建物に迎えられ、高度な技術を駆使して作られたギャラリーを通り、究極のブガッティ・ロードスターであるミストラルを鑑賞し、ブガッティ・ホームの展示へとシームレスに移動する。2024年コレクションの主役は、緑豊かな庭園と、アルザス地方モルスハイムにあるエットーレ・ブガッティのオリジナル・ガラス温室からインスピレーションを受けた素晴らしいインスタレーションだ。この最新コレクションは、これまで以上にブガッティのハイパースポーツカーの独自性を反映し、その形とフォルムの比類なき芸術性を讃えている。サンドブラスト加工を施したアルミニウムと自然な加工が施されたオーク材とのコントラストは、ブガッティのアイコニックなデザインがそうであるように、素材本来の純粋さを称えるとともに、本物であることを主張しているのだ。



新しいブガッティ・ホーム・コレクションの最も象徴的な作品のうちいくつかは、ラグとテキスタイルのデザインで有名なサハライ・ミラノによってマンゾーニ通り38番地に展示されている。この2つ目の展示は、オーダーメイドのデザイン、比類のない洗練、卓越したエレガンス、比類のない革新性を重視することで知られる2つのメゾンのユニークなつながりを強調するものだ。

ヨーロピアン・オープン・ポア・オーク、ガラス、メタル・エレメント、メタリック・ラッカーなど、最高品質の素材のみを使用した新しいコレクションは、時代を超えた洗練さを体現。天然素材と技術的な素材、透明感と堅牢さを組み合わせることで、ユニークなコントラストが生まれる。また、軽さと純粋さの象徴である大きなガラスを、より力強い工業用素材と組み合わせることで、製品のラインとフォルムが強調される。中には有名なブガッティ「Cライン」にインスパイアされたものもある。さらに、カシミア、ウール、シルク、レザーといった最高級の天然素材も、このコレクションの新作に素材感を加えている。



新作のType_1モジュール式ソファ、ラブシート、シェーズロングは、ブガッティのアイコンである「Cライン」を大胆にもまったく新しい形に置き換えたものだ。レザーで覆われた構造と、豪華で広々としたシーティングエリアは、ブガッティのハイパースポーツカーに対する美と野獣の哲学を反映し、相反する要素の印象的なコントラストを生み出している。

TYPE_4ダイニングテーブルはエレガンスと構造的な精巧さが核となっている。ガラストップは2本のクロームアルミニウムの脚で支えられており、それぞれがユニークに曲げられ、カーブしたガラスインサートで結ばれている。このデザインは、ブガッティ・ホームの新作の特徴である、素材とデザインのニュアンスが完全に見えるオープンなフレームワークを示している。



ダイニングテーブルを囲むTYPE_5チェアは、カーボンファイバーで作られたなめらかな曲線のフレームに、リキッドアルミニウムメタルでハンドペイントが施され、車にインスパイアされたデザイン理念を体現している。

TYPE_7デスクは、片側を巧みに折りたたむことで構造を確立し、一体化された引き出しは床から浮いているため、ほとんど見えない。



TYPE_3ソファは、1970年代のエレガンスを彷彿とさせる深いひだが特徴で、ブガッティのシグネチャーである「ブガッティブルー」のレーザーブガッティロゴをあしらったメタルタグで現代風にアレンジされている。アームチェア、寝椅子、オットマンのバリエーションも用意されている。



スタイルと素材のコントラストが、ブガッティの最も印象的なデザイン要素に敬意を表しながら、クラフトマンシップと洗練への賛歌となっており、真に比類のないコレクションだと言えよう。

ブガッティ・ホーム・コレクションは4月15日より発売中。詳細はluxurylivinggroup.com/pages/bugatti-homeをご覧いただきたい。

オクタン日本版編集部

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