活気と浪漫あふれる「ヴィンテージ・リヴァイバル」|スリーホイラーの勇姿をご覧あれ!

Tomonari SAKURAI


会場内を移動中のオースチン7ウルスター。

オートモービリア、コレクタブルなものが揃うショップ。

パーツなど掘り出し物を探す楽しみも。

会場を歩けばスリーホイーラーをよく見かける。

1925~35年まで3輪車を作っていたフランスのヴィヤール。前輪に1輪配置する3輪車で商用車として成功していた。

こちらもかつて存在したフランスのメーカーベンジャミン(フランス語読みではベンジャマン)。

最初はモーガンの代理店だったダーモントは後にこのようなオリジナルスリーホイーラーを製造するのだ。

ダーモンド・スペシャル JAP レーサー1100cc。1927年のモデルでイギリスからエントリー。

こちらはモルガン・スーパースポーツ990cc 1933年のモデルだ。

AJSのエンジンを積んだThe Busy Bee(忙しい蜂)。

ダーモンド・ スペシアル ・コース1100cc 1927年。

モーガン・アエロスポーツ 1100cc 1927年。

サンドフォード GS 1100cc 1929年。エンジンがボディの中に収まっている。

ダーモンド・スペシャル JAP レーサー1100cc 1927年の走行中の写真。

サンドフォードSコンプレッサー。その名の通りスーパーチャージャー付き。エンジンは4気筒。

サンドフォード・グランスポーツ1100cc 1931年。

三輪といえばサイドカーも忘れてはいけない。フランスの Map OHV5 500cc 1931年。

サイドカーのようなレイアウトのシール。4人乗りのモデルファミリー。

3輪のバイク。これらが一堂に揃うというのも珍しい光景だろう。Marot Gardon Tricycle 1898年。

PHEBUS Tricycle 1899年。

いくつもレバーがある。それぞれの車両で操作方法が違うようで、乗り換えには注意が必要のようだ。

これらの三輪バイクがメインストレートとピットレーンを使った小さなオーバルコースを走った。

はじめはのんびりとしていたが、だんだん白熱する。見ているととにかく曲がらなさそう。スピードを乗せて曲がるには体重移動が重要なポイント。De Dion Bouton Tricycle 1901年。

エンジンは非力のようでコーナー出口からはペダルを懸命に漕ぐ。ある意味、人力とエンジンのハイブリッドだ。

どれも19世紀のモデル。年代によってペダル側にフリーホイールがあるものと無いものがある。De Dion Bouton Tricycle 1898年。

最後はコースの端から端まで目一日使って高速でコーナーを回る。何とも楽しそうなレースとなった。PEUGEOT Tricycle 1898年。


写真・文:櫻井朋成 Photography and Words: Tomonari SAKURAI

櫻井朋成

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