J-WAVE『シトロエン・フルゴネット』初の公開収録、ジャルジャル後藤淳平さんと選ばれしリスナーと盛り上がる!

Kazuhiro NANYO, J-WAVE

J-WAVEで毎週土曜22時、ペトロールズのギタリスト長岡亮介さんのナビゲートでオンエアされる番組といえば、『シトロエン・フルゴネット』。今年3月で2022年のスタートから丸2周年を迎え、3年目に突入した今、新たな試みとして初の公開収録が、代官山T-SITEで行われた。



当夜の出演ゲストは、2022年から自らの愛車アミ8や、増車したエグザンティアとともに、何度も番組に出演してきたジャルジャルの後藤淳平さん。公式サイトを通じて多数寄せられた参加希望のリスナーには、厳正なる抽選が行われたが、なんと定員60名に対して応募数600人以上、つまり10倍以上という狭き門となった。シトロエニスト・コミュニティの堅固さを示す現象といえるだろう。

受付開始の19時からゆっくりと、徐々に参加者たちが会場に集まり始めた。日付は5月中旬の金曜夜、週末の始まりとはいえ都内で、代官山という利便性もある。そのため車で来場した参加者はそう多くない様子だったが、旧山手通り沿い、代官山T-SITEの向かいのカフェにはブルーのDSが姿を現し、シトロエン熱がじんわり温まる、そんな空気感が会場全体にまわってきた。



19時30分少し前になると、公式サイトでライナーノーツを書いているライターの笹谷淳介さんから挨拶と簡単な説明があり、続いてナビゲーターの長岡亮介さんがトークのステージに現れた。

「普段、お客さんの前に出る時はギターをもっているので、何だか手もち無沙汰です」と多少、緊張を隠さない様子。まずはタイトルコールを行った後、いよいよジャルジャルの後藤淳平さんが、ステージに姿を現す。番組で制作したというタイトルロゴのネオン管を挟み、二人が対面する形でソファに収まった。



番組がスタートした初年度から、愛車のアミ8や昨年増車したというエグザンティアとともに出演してきた後藤さんだが、

「芸能界で欧州車が好き、しかもフランス車が、っていうのはレアで、話せる人があんまりいないんですね」

と、シトロエンのことを話せる・聞いてくれる人に囲まれて、軽く戸惑いつつもかなり嬉しそうな模様。アミ6オーナーの長岡さんと、互いの愛車について紹介しながら、アミ6とアミ8は同じく2CVを祖先にもつ車であること。それぞれのボディがスチールだとか一部が樹脂だとか。早速に細かなディティールの話題に入り込んで、シトロエン好きならではの自然なかけ合い、ならではのトピックに陥っていく。





そこに味わい深く耳を傾ける目の前のリスナーの、独特の集中力と雰囲気に気づいたか、おもむろに会場に向かって二人が、リスナーの愛車シトロエンが何か、質問を投げ始めた。エグザンティアブレークにBXブレーク、C5 Xなどなど、愛車紹介を通じて実際に乗っているリスナーが会場に少なくないことを実感。再びトークの軸をステージに戻して、歴代シトロエン各車の話が始まった。DSからID、AXにヴィザを、二人の思い出や憧れを交えて、まったりと、でもスリリングに収録は進んでいく。



好きな車に乗って移動している時が、癒やされるまたは気持ちのいい時間で、作品やふるまいにも影響しているという二人。ジャルジャルの後藤さんはデビュー21年目、長岡さんのペトロールズも来年で結成20周年だという。若手と大御所、クラシックとは何か? そんな仕事や作品作りにも関わる深いトークが、シトロエンという唯我独尊の自動車ブランドと、どのように重なり合っていくか? 詳しい続きは5月25日、J-WAVE(FM 81.3)で22時~22時54分、ZIP-FM(FM 77.8)で22時30分~23時24分に予定されるオンエアで、ぜひ聴いて確かめて欲しい。




文・写真:南陽一浩 Words and Photography: Kazuhiro NANYO

南陽一浩

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