60~70年代のレーシング・クロノグラフを再想像した「Track 1」Geneva Edition

シンガー・ビークル・デザイン、ポルシェ964のリメークで名高いカリフォルニアのガレージがもつコンセプトは「Reimagine」である。それは「再想像する」という意を持ち、すべてのクラシックカーを最高の技術とスタイリングでリビルドするための思想と言っても過言ではないだろう。

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今回紹介するのは、「Reimagine」のコンセプトを時計で表現したシリーズ「Singer Reimagined」の新作「Track 1 Geneva Edition」だ。「Geneva Edition」 は、「Launch Edition」に続く2作目となる。

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ムーブメントは、スイスのアジェノー社が開発した"アジェングラフ"Cal.AGJ-6361を採用し、文字盤のセンターを起点にすべての表示が回転するという特徴をもつ。また、バックシェルは透明になっており、プレートやギアなどすべての構造を見ることが出来る。

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60年代から70年代にかけて作られたレーシング・クロノグラフにスタイリングの着想を得たというデザインは、クラシカルなスタイリングでまとめられている。

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シンガー・ビークル・デザイン創始者ロブ・ディクソン氏と著名時計デザイナーのマルコ・ボラッチオ氏の2人が導いたデザインは、シンガービークルの持つ個性を時計に反映したと言えるだろう。

Singer Track 1Geneva Edition
自動巻き。Tiケース。直径43mm
価格:7万2000スイスフラン(約814万円)
発売時期:要問合せ

Singer Reimagined
www.singerreimagined.com

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