ロールス・ロイスは自動車ブランドではなくなる?新たなアイデンティティを発表

Rolls Royce

ロールス・ロイスが、純粋な自動車メーカーから「ハウス・オブ・ラグジュアリー」という新しいアイデンティティに移行していくと発表した。

これにより、ロールス・ロイスは車に限らず"ラグジュアリー"を広い意味で提供するブランドとなる。加えて、ブランドカスタマーの平均年齢がわずか43歳に下がっているという事実があり、エッジの効いたビジュアルでより若い層にアピールしていくという。この若い層は、ブラックバッヂシリーズに魅力を感じる層でもあり、ロールス・ロイスにとって大きな存在のカスタマーとなっている。



このアイデンティティの変更を受け、ロゴデザインなどが変更される。まず、"Motor Cars"という言葉はサイズが小さくなっている。自動車業界に限らずブランド名が非常に広い影響力を持っていることから、ロールス・ロイスの原点に戻ることを目指して変更しているという。全体のデザインとしてもより洗練され、現代のロールス・ロイスの静かでささやくような力を表現している。フォントには、リビエラ・ナイトと呼ばれる新しいフォントが採用された。



また、ロールス・ロイスのアイコンとして100年以上知られるスピリット・オブ・エクスタシーも、イラスト上において変更が加えれている。左の横顔が描かれていたものが、右の横顔となったのである。デザインを手掛けたペンタグラムのマリナ・ウィラーは、次のようにコメントしている。「ロールス・ロイスは自動車メーカーから、ラグジュアリーの世界をリードする存在へと進化しています。ブランドの新しいアイデンティティをデザインへと反映することが私たちにとって不可欠でした。 ロールス・ロイスを前向きで新鮮でビジュアルで提示し、クライアントを尊重しながらも新しい人々に語りかける必要がありました」



ロゴのカラーには、自然、王族、富、権力といったことを表現するため、パープルが使用された。ロールス・ロイスのプロダクトにおいて、文字部分はメタリックローズゴールドが合わせられ、さらに高貴な雰囲気を醸し出す。

ロールス・ロイス・モーターカーズCEOを務めるTorsten Müller-Ötvösは、ブラン​​ドアイデンティティの変更について、「デジタルでのブランドプロモーションが増えていく中で、ラグジュアリーブランドとしての立場を確立するビジュアルは非常に重要なものです。ラグジュアリーの世界へみなさんを誘う冒険に乗り出すことができました」とコメントしている。

オクタン日本版編集部

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