6年かけた夢!ベントレー スピード8のレプリカをイチから製作

Alexander Charles Buckley

ベントレーのモータースポーツの世界に魅了されたひとりのイギリス人がいた。アレクサンダー・チャールズ・バックリーという名の彼は、ベントレーがル・マン 24時間参戦用に製作したスピード8に憧れ、レプリカを自らイチから作ることを決めたのだが、一時諦めてしまったのだ。

ベントレーがレース界に復活したことをきっかけに、2001年から2003年までにル・マンで総合優勝を目指す「ル・マン参戦3カ年計画」における主役マシンとして開発されたのがこのベントレー8である。2001年モデルと、2002年、2003年モデルは性能が異なるがプラットフォームはどちらもアウディR8Cを使用している。なお、ル・マン優勝計画の最後となる年、2003年に1-2フィニッシュを果たしこの夢は見事に実現されている。



バックリーのベントレースピード8レプリカはカーボンボディシェルで構成されているが、そのシェル自体が印象的な作品のひとつだ。NACAダクトのようなインレットを備えたストレートエッジのフロントスポイラーから、突き出たエアスクープまで、すべてのディテールを再現することに情熱が注がれている。





彼のレプリカ製作は現在6年間にも及んでいるのだが、彼は先日遂にその製作を諦めてしまった。しかし、彼が製作をやめることを発表してから、またひとつのドラマがあった。300万円以上で売りに出していたところを、周囲の人々が"一生後悔する"とバークリーを説得し、売却を踏みとどまったのだ。エンジンなどはまだ何もできておらず、これからまたどれほどの時間がかけられるかは分からないが、彼がレプリカを完成させるときが楽しみである。

オクタン編集部

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