コーリン・チャプマンから、伝説のロータスF1ドライバーに贈られた2代目エリート

Historics Auctioneers

アグレッシブな走りで世界中のファンから愛されたF1ドライバー、ロニー・ピーターソン。1978年イタリアグランプリでの事故の後に34歳という若さでこの世を去ったピーターソンは、1970年代を知るモータースポーツファンにとっては、忘れられない存在であるに違いない。

今回紹介するロータスエリートType75(502)は、1974年6月24日に207番目のエリートとして製造された車両である。オートミール・カラーの内装とロータス・イエローが印象的なこの車両は、ロータスからロニー・ピーターソンへ贈られたものだ。





1974年6月25日にピーターソンへ引き渡された履歴ファイルも保管されているほか、ピーターソンがロータスのファクトリーにいる姿や、コーリン・チャプマンが納車に立ち会う様子をおさめた写真も残されている。





伝説的なロータスF1ドライバーにふさわしい、このフラッグシップGTモデルが現在のオーナーの手元に渡ってから15年が経つが、全体的に良コンディションで保管されており、定期的にエンジンを始動して軽く走らせたりもされていたという。ペイントも未だに輝きを保っており、インテリアは概ね良好だ。年代相応の傷もいくつか見られるが、各種請求書や領収書などの書類も揃った状態で、3月12日に開催されるHistorics Auctioneers(https://www.historics.co.uk/)のオークションに出品されている。

オクタン日本版編集部

無料メールマガジン登録   人気の記事や編集部おすすめ記事を配信         
登録することで、会員規約に同意したものとみなされます。

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

RANKING人気の記事