「記憶に残る」黄色いアルピーヌ｜限定20台の「アルピーヌ A110 ツール・ド・コルス 75」に受け継がれるスピリット

地中海に浮かぶフランスのコルシカ島は、「美の島」と呼ばれる美しい風景で有名であると同時に、世界的なラリーの開催地としてもその名を知られている。

1956年にコルシカ島で初開催されたラリー ツール・ド・コルスは、「1万のコーナーを持つラリー」と言われるほど延々とコーナーが続くコースが特長の、伝統あるラリーイベントで、先代アルピーヌ A110は、このラリーで1968年、1970年、1972年、1973年と4回もの優勝を遂げている。しかし、人々の記憶に強く残っているのは、アルピーヌが激闘の末に2位となった1975年のラリーだろう。

黄色を基調とした印象的なカラーリングで参戦した先代アルピーヌA110はこの年、パワーで勝り、先行するライバルに対し、軽量なボディと優れたハンドリングを武器に驚異的な追い上げを見せた。優勝まであと一歩およばず、結果は2位となったが、大パワーを誇るライバル車をギリギリまで追い詰めたこの戦いは、「記憶に残る」ラリーとして今でも語り継がれている。

その後、イエローのカラーリングは、アルピーヌ/ルノーのモータースポーツ史において非常に重要なカラーとなった。ル・マンで優勝したA442Bや最初のF1マシンRS01のカラーリングは、ラリー ツール・ド・コルスの先代アルピーヌA110の黄色いカラーを受け継いだものなのだ。

このたび登場したアルピーヌ A110 ツール・ド・コルス 75は、この1975年の「記憶に残る」激戦を戦った先代アルピーヌ A110の精神を継承するモデル。俊敏性と快適性をバランスさせ、正確なハンドリングをもたらすアルピーヌシャシーに、専用ロゴ入りSabelt製モノコックバケットシートを装備し、最高出力300psのハイパワーエンジンを組み合わせた。



ジョン トゥルヌソルとノワール プロフォンMの専用2トーンカラー、専用デカール、ブリリアントホワイトのグランプリ・ホイールなど、1975年のラリー ツール・ド・コルスを戦った先代アルピーヌ A110をイメージさせるカラーリングが施されている。



販売台数20台の限定モデル、アルピーヌ A110 ツール・ド・コルス75のメーカー希望小売価格（税込）は10,640,000円（リサイクル料金： 13,600円）。受注は7月14日（木）から、全国のアルピーヌ正規販売店でスタートしている。7月24日（日）まで購入申込みを受け付け、申込みが販売台数を超えた場合は抽選となる。購入者には成約記念として、NEGRONI製の専用ドライビングシューズがプレゼントされるというのも嬉しいポイントだ。


アルピーヌ A110 ツール・ド・コルス 75
ボディカラー： ジョン トゥルヌソル（ボディ） ＋ ノワール プロフォン M（ルーフ）
ハンドル位置： 右・左
販売台数： 20台
販売方法：
7月14日（木）から24日（日）まで購入申込みを受付、申込みが販売台数を超えた場合は抽選。申込みが販売台数に達しない場合は、通常販売となる。

●アルピーヌ・ジャポン オフィシャルウェブサイト内専用申込ページでの受付
7月14日（木）11:00から24日（日）23:59まで購入申込みを受付。この期間の購入申込が販売台数に達しない場合は、7月25日（月）13:00から通常の購入申込みを受付。
※申込時にクレジットカードで申込金15万円のクレジット決済が必要。
●アルピーヌ正規販売店での受付
7月14日（木）から24日（日）まで購入申込を受付。この期間の購入申込みが販売台数に達しない場合は、7月25日（月）から通常の購入申込を受け付ける。



アルピーヌ A110 ツール・ド・コルス 75主要装備
・専用2トーンボディカラー/ジョン トゥルヌソル（ボディ） ＋ ノワール プロフォンM（ルーフ）
・ツール・ド・コルス 75専用デカール（フロント、サイド、リア、フロントフェンダー）
・GRAND PRIX18インチアロイホイール（ブリリアントホワイト）
・キャリパーカラー： オレンジ
・フルLEDヘッドランプ（ブラックインサート）
・専用ロゴ入りSabelt 製軽量モノコックバケットシート
・シートスライド、ハーネスアダプター
・グレーステッチインテリア
・マイクロファイバーステアリング/ルーフライニング/ダッシュボード/センターコンソール
・限定車専用シリアルプレート
・専用フロアマット