チンクエチェントを日本の伝統工芸でビスポークした「ブラックマウス」が発表

チンクエチェント博物館

イタリアのヴィンテージカーを日本の伝統工芸でビスポークするという新提案。チンクエチェント博物館が、FIAT 500をベースにしたビスポークのコンセプトモデル「ブラックマウス」を発表した。

「チンクエチェント」の愛称で親しまれるFIAT 500を所蔵・展示する チンクエチェント博物館(愛知県名古屋市)では、旧いFIAT 500をベースに、外装・内装に至るまでオーナー自身のイメージを表現できるビスポークを開始した。

左サイドにはレッドピンストライプ、右サイドにはグリーンストライプ。そしてリアエンジンフードにはホワイトのピンストライプが描かれる。



チンクエチェント博物館のビスポークは、旧いFIAT 500に想いや美意識を詰め込んで自分だけの1台をつくり上げる、そんな特別な悦びを叶えられるプログラムだ。「コンセプトモデル」は、自動車ライターの西川淳氏をプロデューサーに起用。イタリアの大衆車であるFIAT 500に、西陣織や漆芸といった日本の伝統工芸を用いてビスポークを行い、オーナーの個性を表現することができる。

内装には特別なレザーや西陣織のジャガードが奢られる。

※ビスポーク(Bespoke)とは、職人などのつくり手と対話しながら自分だけのオリジナルの1台を製作するものである。

ビスポーク車両と「ブラックマウス」


●チンクエチェント博物館のビスポーク車両は、ラグジュアリーブランドではお馴染みのビスポークを、ヴィンテージカーのFIAT 500で愉しむ贅沢を届ける。

●「ブラックマウス」は、ビスポークのコンセプトモデル第一弾。イタリア車に西陣織や漆芸といった日本の伝統工芸を用いて仕上げるコンセプトモデルは、大人の遊び心を満たし、粋なライフタイルを体現するモデルだ。

●「ブラックマウス」と同じ仕様のオーダーも可能。また、それをベースにして自身でアレンジを加えた仕様を製作することもできる。

●チンクエチェント博物館のビスポーク車両には「博物館モデル」もある。このモデルは、博物館とさまざまな業界で活躍する方とコラボしてつくり上げるモデルだ。

オクタン日本版編集部

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